“帰ってきた伝説”神話が神話を語る

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写真=TVレポート DB
デビュー15年目となった。デビュー前の時間まで数えるとざっと20年。もちろんその間、離れていた時間も、人より大変な時間を過ごした時期もあるだろう。それでも、家族よりもしっかりとした絆を持っている彼らの関係を、誰が“チームメイト”と限定することができるだろうか。

デビュー15周年を記念し、11枚目のフルアルバム「The Classic」でカムバックした神話(SHINHWA)。3月の韓国公演を皮切りに、本格的な活動に突入した。4月はタイトル曲の選定や振り付けの構想のため、目まぐるしく動き回った。そして5月、神話は地上波やケーブルテレビの音楽番組やバラエティ番組を縦横無尽に駆け巡りながら、“溢れだしている”。

ポータルサイトの検索ワードランキング、音楽配信サイトのリアルタイムチャート、音楽番組のランキング独占は簡単だ。なぜ?神話だから。神話が“神話”を作っていくということは、韓国の音楽の歴史を追加し、記録するだけのことだ。大したことがないというように、自然に歴史を作っている彼らに会った。そして、神話に尋ねた。お互いにとってお互いはどんな人なのか?
(エリック→チョンジン→ミヌ→ヘソン→アンディ→ドンワンの順)

エリック
チョンジンはグループのエネルギーを担当している。以前はめちゃくちゃなエネルギーだったけれど、今は洗練されたエネルギーというか。表面上はファイトと叫んでいても、時が経つにつれて、表情を見るだけでお互いのことが分かるような気がしてくる。チョンジンはそのような部分を真っ先に把握して、調節する。もし、メンバーが悪い状況に直面したら、さっとメンバーに合わせて代わりに前に出ることができる。確かに成長した。

チョンジン
ミヌはレコーディングの時、強い責任感を発揮する。みんなで一緒にやっても大変だろうから、一人一人で全部やる場合が多い。でもミヌは、レコーディングの時に少し苦戦しているメンバーがいたら、隣で上手くできるように手伝ってくれる。神話の仕事をまるで自分の仕事のようにやり遂げる。僕たちの中で一番頑張っている。得に「神話放送」を1年以上してきて、周りの人を理解し、たくさん配慮していた。彼のそのような面が力になる。本当に良い人だ。

エリック(追加)
ミヌが遅くまで苦労しているからといって、彼に追加の何かが与えられるわけではない。それでも、犠牲を買って出る。時々、僕たちが言葉で褒めること以外は、特に何もない。そう頻繁に褒める性格でもないのに、いつもありがたい限りだ。

ミヌ
ヘソンとはこの前、朝まで一緒に飲んだ。同い年なので、本音を語り合うことができる。一見、気難しそうに見えるけれど、まったくそんなことはない。今回のアルバム制作を通じて、表には出さないけれど、お互いをかなり心配していることを知った。特に、ヘソンはメンバーへの愛情が大きい。以前より、神話に対する愛も大きくなった。バラエティ番組では、神話のために変化する姿を見せてくれた。ヘソンが「SNL KOREA」で自ら壊れたのは、メンバーと神話のためだった。

エリック(追加)
レコーディングをしていると、パートの分量で見えない心理戦が繰り広げられる。でも、ヘソンは相手に合わせてくれる。全体をよく見ていると思う。正直、ヘソンがうちのメンバーの中で一番アイドルらしいイメージを維持している。アイドルグループ第1世代という言葉をヘソンが引っ張っていると言える。そのイメージの中で、自分のイメージを変化させている。自分の中の余裕ができたようだ。

ヘソン
アンディは神話の最年少だ。しかし、時には年齢が関係なく思える。対等な友人と感じるほど成熟した。しかも、年上のように思える時もある。同い年のメンバーたちには色々な話をして、アンディにはむしろ相談に乗ってもらう。そういうときは嬉しくなる。“うちの末っ子がこんなに大きくなったんだ”と。自分の役割を忠実にこなす。

エリック(追加)
アンディは他のメンバーの決定に従う。きっと自分に上手くできることがあっても、決して自分の意見を強く出さない。黙ってついていくことは簡単なことではない。アンディの育てる後輩グループを見ると、確かに能力があり、確かに上手な部分がある。そんな部分を隠して他のメンバーに合わせる点は、彼が確実に成熟した人間であるところを見せる証拠だ。

アンディ
ドンワンはメンバーの中で、最高のマルチエンターテイナーだ。多様な魅力を発揮している。誰もが新しい挑戦は恐ろしく、慣れないものだろうに、いつもきちんとこなす。また、前で目立たず、後ろで黙々と自分のやるべきことをしっかりする。僕が見習うべき部分をたくさん持っている。特に、誰かが体調を崩すと、すごく優しくしてくれる。まるで母親のようだ。

エリック(追加)
ミヌがアルバム制作で苦労していると、ドンワンがこそばゆいコメントで褒めてあげる。チョンジンがメンバーを元気付け、エネルギーを与えているとすれば、ドンワンの方法はまた違う。

チョンジン(追加)
ドンワンは他の人は気づかなかった部分を細かく見る。メンバーは一人暮らしをしているので、体調管理がが難しいけれど、ドンワンは健康食品まで分けてくれる。

ミヌ(追加)
ドンワンは個人活動においては欲張りだ。しかし、神話としてのグループ活動のときはとても配慮してくれる。ステージの上でセンターに立ちたいはずなのに、サイドに立つことに不満を感じない。自分の役割をしっかりとこなしてくれる。元々ステージでは引っ張っていく人よりも、それを支えてくれる人の方が重要だ。

ドンワン
エリックは没頭すると家から出ない。僕たちはデビューした所属事務所を離れて、僕たちだけで奮闘してきた。そのときからエリックは神話に一途になった。絶え間なく神話のために悩み、気を遣う。対外的な仕事も自ら引き受けてくれる。おかげで神話をここまで守ることができた。頼もしい、真のリーダーだ。

記者 : キム・イェナ