BEAST ヨン・ジュンヒョン&KARA ギュリ、主演ドラマでの演技力議論が起こらない理由とは?
OSEN |
BEASTのヨン・ジュンヒョン、KARAのギュリがそれぞれ自身にぴったりの役でドラマの主演キャラクターとして活躍している。多くのアイドル出身のタレントたちが初主演の演技挑戦と共に演技力議論が起こり苦労するのとは異なり、二人は作品に溶け込んで好評を博している。
ヨン・ジュンヒョンは今月17日に放送開始となったtvN・Mnetドラマ「モンスター~私だけのラブスター~」(脚本:チョン・ユンジョン、演出:キム・ウォンソク)で人気アイドルグループMAN IN BLACKのリーダーユン・ソルチャン役を熱演している。ドラマで演じる役がアイドルメンバーであるため、実際のヨン・ジュンヒョンの姿と重なり、役に対する違和感がまずない。
ミュージックドラマを標榜しているだけに、自ら曲を作り歌うヨン・ジュンヒョンの音楽的力量がキャラクターに力を添え、シナジー効果を生み出した。また、視聴者を恥ずかしくさせる“自惚れ”キャラクターの特性上、多少演技がぎこちなくてもそこまで目立たないという長所もある。
ドラマで一緒のシーンがもっとも多いミン・セイ役のハ・ヨンスが新人である点もヨン・ジュンヒョンには自然と得になった。ベテラン俳優と共演し、演技力を比較される状況を避けることが出来るためだ。実際、たった2回しかないが、ヨン・ジュンヒョンは初めての演技挑戦、初めての主演キャラクターを演じる状況でも演技力に特別な指摘は出ていない。
これに先立ち始まったMBC QUEENのドラマ「ネイルサロン・パリス」(脚本:ソン・ミンジ、演出:パク・スチョル)の中のギュリも似たようなケースだ。ギュリは、ドラマで九尾狐(クミホ)をテーマにしたファンタジー小説を執筆するインターネット小説家ホン・ヨジュ役を演じ、デビュー後初の主演に挑戦した。
ドラマでギュリは自身の小説の素材として使うため、男装をしたまま「ネイルサロン・パリス」に入り、アレックス(チョン・ジフ)の行動一つ一つをチェックし、ケイ(ソン・ジェリム)に正体がばれないよう奮闘する姿を演じる。ドラマの状況そのものが“男のふり”をするキャラクターであるだけに、ぎこちなく大げさな演技が必須で、演技力議論の事前遮断が可能だ。
もちろんギュリは、当初ガールズグループKARAとしてデビューする前にMBC「今日は良い日-にわか雨」(1995)でカン・ホドンと共演し、女優としてデビューした過去がある。その後子役女優として活躍し、SBS時代劇「女人天下」(2001)を最後に練習生となり、女優活動を中断しただけに、演技に対する経験がまったくないと見るのは難しい。
実際、「ネイルサロン・パリス」の監督は早くもホン・ヨジュ役としてギュリを指名しラブコールを送り、ギュリはそれに応じ「信じてくれる人をがっかりさせたくない。私も監督に対する信頼を持ち、誰よりも一生懸命に取り組む」と格別な覚悟を明かしていた。
二つの作品の中でヨン・ジュンヒョンとギュリに大きな演技力議論が起きていないのは、アイドル熱血ファンの単なる擁護のためだけではない。二人が演じるユン・ソルチャンとホン・ヨジュのキャラクターは、二人が演じるに特別な問題がないぴったりの役で、彼らの演技を盛り込む器である「モンスター~私だけのラブスター~」と「ネイルサロン・パリス」も彼らにぴったりの設定を作ったため可能だった結果だ。これは今後、欲と意欲だけで演技に挑戦しようとするアイドルとその所属事務所が注意深くチェックしなければならない部分である。
ヨン・ジュンヒョンは今月17日に放送開始となったtvN・Mnetドラマ「モンスター~私だけのラブスター~」(脚本:チョン・ユンジョン、演出:キム・ウォンソク)で人気アイドルグループMAN IN BLACKのリーダーユン・ソルチャン役を熱演している。ドラマで演じる役がアイドルメンバーであるため、実際のヨン・ジュンヒョンの姿と重なり、役に対する違和感がまずない。
ミュージックドラマを標榜しているだけに、自ら曲を作り歌うヨン・ジュンヒョンの音楽的力量がキャラクターに力を添え、シナジー効果を生み出した。また、視聴者を恥ずかしくさせる“自惚れ”キャラクターの特性上、多少演技がぎこちなくてもそこまで目立たないという長所もある。
ドラマで一緒のシーンがもっとも多いミン・セイ役のハ・ヨンスが新人である点もヨン・ジュンヒョンには自然と得になった。ベテラン俳優と共演し、演技力を比較される状況を避けることが出来るためだ。実際、たった2回しかないが、ヨン・ジュンヒョンは初めての演技挑戦、初めての主演キャラクターを演じる状況でも演技力に特別な指摘は出ていない。
これに先立ち始まったMBC QUEENのドラマ「ネイルサロン・パリス」(脚本:ソン・ミンジ、演出:パク・スチョル)の中のギュリも似たようなケースだ。ギュリは、ドラマで九尾狐(クミホ)をテーマにしたファンタジー小説を執筆するインターネット小説家ホン・ヨジュ役を演じ、デビュー後初の主演に挑戦した。
ドラマでギュリは自身の小説の素材として使うため、男装をしたまま「ネイルサロン・パリス」に入り、アレックス(チョン・ジフ)の行動一つ一つをチェックし、ケイ(ソン・ジェリム)に正体がばれないよう奮闘する姿を演じる。ドラマの状況そのものが“男のふり”をするキャラクターであるだけに、ぎこちなく大げさな演技が必須で、演技力議論の事前遮断が可能だ。
もちろんギュリは、当初ガールズグループKARAとしてデビューする前にMBC「今日は良い日-にわか雨」(1995)でカン・ホドンと共演し、女優としてデビューした過去がある。その後子役女優として活躍し、SBS時代劇「女人天下」(2001)を最後に練習生となり、女優活動を中断しただけに、演技に対する経験がまったくないと見るのは難しい。
実際、「ネイルサロン・パリス」の監督は早くもホン・ヨジュ役としてギュリを指名しラブコールを送り、ギュリはそれに応じ「信じてくれる人をがっかりさせたくない。私も監督に対する信頼を持ち、誰よりも一生懸命に取り組む」と格別な覚悟を明かしていた。
二つの作品の中でヨン・ジュンヒョンとギュリに大きな演技力議論が起きていないのは、アイドル熱血ファンの単なる擁護のためだけではない。二人が演じるユン・ソルチャンとホン・ヨジュのキャラクターは、二人が演じるに特別な問題がないぴったりの役で、彼らの演技を盛り込む器である「モンスター~私だけのラブスター~」と「ネイルサロン・パリス」も彼らにぴったりの設定を作ったため可能だった結果だ。これは今後、欲と意欲だけで演技に挑戦しようとするアイドルとその所属事務所が注意深くチェックしなければならない部分である。
記者 : パク・ヒョンミン