“麻酔薬常習疑惑”パク・シヨン、公判で奇病の闘病が明らかに

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写真=TVレポート DB
睡眠麻酔剤のプロポフォールを常習的に違法投薬した疑いで裁判中の女優パク・シヨン(34)が、大腿骨頭無血性壊死症を患っていることが分かった。

パク・シヨンは2009年、映画撮影中に腰を負傷し、股関節の手術を受けた。診断の結果は、太ももの骨の上部にある大腿骨頭へ流れる血流が遮断され、骨の組織が壊死する疾患である「大腿骨頭無血性壊死症」ということだった。歌手キム・ギョンホもこの奇病を患ったことで有名だ。これまでパク・シヨンがプロポフォール治療を受けるしかなかった決定的な理由でもある。

パク・シヨンは当時出演中だったSBSバラエティ番組「ファミリーがやってきた」も降板した。当時、パク・シヨン側は腰の痛みであるとしか明かにしていなかった。今回の事件を釈明する過程でも病名や症状について正確に明かすことはなかった。

しかし、パク・シヨンの弁護人は同日午後2時、ソウル瑞草(ソチョ)区瑞草洞(ソチョドン)の中央地方裁判所で開かれたプロポフォールに関する第5次公判で、これまで非公開としていたパク・シヨンの症状について初めて陳述したという。

ある側近はパク・シヨンがプロポフォールの投薬が常習的だったという誤解を受けながらもこのような事実を隠した理由について「股関節手術を受けたということが、女性であり、芸能人であるパク・シヨンとしては致命的な事実だったためだ」と伝えた。

これに先立ち、午前中に開かれた証人尋問ではパク・シヨンとイ・スンヨンにプロポフォールを常習投薬した疑いを受けている医師A氏がパク・シヨンとイ・スンヨンに不利に作用していた当初の陳述を変更し、注目を浴びた。

A氏は「二人に申し訳ないと思っている。瞬間的に間違った判断をした」とパク・シヨンとイ・スンヨンに謝罪した。A氏の陳述の変更が、今回の裁判にどのような影響を与えるのか、関心が集まっている。

パク・シヨンは2011年2月から昨年12月まで計185回、イ・スンヨンは計111回、チャン・ミイネは2011年2月から昨年9月まで計95回 に渡りプロポフォールを常習的に投薬した疑いを受けている。

記者 : イ・ウイン