TEENTOPの魅力はカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)だけにある訳ではなかった。TEENTOPはダンスに覆われていた歌の実力、男性美、パワフルなダンスまで何一つ抜け目のない姿を披露した。

TEENTOPは12日午後5時30分、ソウル高麗(コリョ)大学ファジョン体育館で初の単独コンサート「NO.1」を開催した。デビュー3年目を迎え、初めて韓国でのコンサートを開くTEENTOPは「非常に緊張している」と高揚した表情をしていた。

この日TEENTOPはカル群舞はもちろん、キュートなルックスでファンを喜ばせ、ユニットステージとソロステージでこれまでは見せることのなかった隠された魅力を思う存分披露した。韓国トップクラスのアイドルに相応しくこの日のコンサート会場には、10代のファンたちが押し寄せた。海外から足を運んだファンも目につき、TEENTOPの人気を実感させた。

この日TEENTOPは、2月にリリースされ大きく愛された曲「Miss Right」で砲門を開いた。ホワイトスーツにゴールドのアクセサリーと、ポイントを決めた衣装で登場したTEENTOPは、得意としているカル群舞でファンたちから大きな歓呼を引き出した。ステージにTEENTOPが登場すると、5000人のファンたちは熱気と歓呼で会場を埋め尽くした。TEENTOPは続けて「Walk by…」「I Wanna Love」を歌い、盛り上がった熱気を続けた。

3曲を続けて歌ったTEENTOPは、ステージの上で「明日も公演したい。今日僕たちと一緒に声がかすれる準備はできているか。もっと大きな歓声が聞きたい」と熱い雰囲気をさらに駆り立てた。

この日TEENTOPは、ヒット曲と共に番組のステージでは見られなかった楽曲を一斉に披露した。彼らは「Beautiful Girl」「Baby U」「Girl friend」「手の甲がかすめる」「Clap」「Supa Luv」「Angel」「Stop girl」「Never go back」「To You」「香水をつけないで」「Why」「so sweet」「Get crazy」などを歌った。彼らはパワフルさと爽やかさを交互に見せつけ、女性ファンたちの心をくすぐった。

TEENTOPは異色的なステージでファンサービスもした。ステージの半ばに、SISTAR19の「いた人がいなくなると」でセクシーな姿を披露した。TEENTOPはYシャツ姿で濃艶な表情をし、ファンの心を魅了した。彼らはSISTAR顔負けの美脚ダンスでファンたちに新鮮なステージを届けた。

また、メンバーのCHANGJOは腹筋を公開し、女性ファンをさらに歓呼させた。CHANGJOが自身のトップスをめくり上げると、女性ファンたちはいつもより大きな歓声を上げ、親指を立てた。

この日TEENTOPは、公演前の記者会見で「TEENTOPと言えばカル群舞を思い浮かべるだろうが、今回の公演ではパーティのように僕たちの異色の魅力を多く見つけることができるだろう。ヨーロッパツアーを通じてファンたちと疎通する方法を学んだ。今日は韓国のファンと良い時間を過ごしたい」と話した。

TEENTOPはソウルでのコンサートを皮切りに18日から日本公演に乗り出す。