4万5000人の大合唱が上岩(サンアム)に響き渡った。

「第19回 愛する大韓民国 2013 DREAM CONCERT」(以下「DREAM CONCERT」)が、11日午後6時30分からソウル上岩洞ワールドカップ競技場で4万5000人の観客の大歓声の中、開催された。韓国を代表するアーティストとして精力的な活動を展開しているBEAST、SHINee、INFINITE、少女時代、KARA、4Minute、T-ARA N4など、K-POPスターたちが総出演し、彼らを応援するファンの熱気で、上岩競技場は盛り上がった。

観客は自分が応援する歌手でなくても、すべての出演者たちのステージで熱狂した。ほとんどの曲で力強い大合唱が起こり、このような反応に歌手たちは興奮を抑えられない様子だった。

この日、最初のステージは、RAINBOWが担当した。白い衣装を身にまとい、ステージに上がったRAINBOWは、さわやかな魅力でステージをいっぱいにした。続いてEXO、B1A4、ホ・ガク、Girl's Day、BOYFRIEND、BTOB、2AMがそれぞれの曲を熱唱してファンたちの熱い歓声を浴びた。

第2部の最初のステージは、ZE:Aが引き受けた。春の気配が感じられる明るい色の服を着てステージに上がったZE:Aに続き、SISTAR、4Minute、T-ARA N4、BEAST、SHINee、少女時代が次々とステージに上がり、熱気はさらに高まった。SPEED、VIXX、EvoLなども印象的なパフォーマンスで拍手喝采を受けた。

最後に、全出演陣が一緒にステージに上がって「旅に出よう」を合唱し、有終の美を飾った。

スペシャルステージは2部構成の公演で、各一組ずつがステージに上がった。第1部の最後のステージは、ZE:AとGirl's Dayが歌うCOOLの曲「哀傷」だった。第2部では、2AMチャンミンとSISTARヒョリンが、甘い歌声でジェイミー・フォックスの「When I First Saw You」を披露した。

MCはBEASTのユン・ドゥジュン、KARA ハラ、SHINee オンユが務めた。白いドレスを着たハラは清純な魅力を誇示し、ユン・ドゥジュンとオンユは、黒のジャケットで男らしいイメージを見せた。第2部では、グレーとパープルトーンの衣装で揃えた。3人はウィットに富んだ進行で、終始楽しい雰囲気の中で公演を導いた。

スターたちのステージと同じくらい、ファンの応援の熱気もすごかった。ファンが振る色とりどりなペンライトは壮観だった。それぞれのアイドルのファンたちがそれぞれのテーマカラーのペンライトを振り、雰囲気を盛り上げた。

この日の「DREAM CONCERT」は、徹底した安全対策の中で観客の出入りが行われた。多くのK-POPスターたちと熱狂的なファン4万5000人余りが一堂に集まっただけに、発生する可能性のある事故を考慮して細部まで調整された。

「DREAM CONCERT」は22日に韓国のKBS 2TVを通じて午後11時より2時間放送される予定だ。