パク・シフ不起訴…「まだ疑惑が残っている」という声も

OSEN |

強姦の疑いで起訴された俳優パク・シフが、彼を告訴した芸能人志望生A氏の告訴の取り下げにより、不起訴処分となった。2月18日から今日(10日)まで世間を騒がせたパク・シフ事件が終結となった中、多くのネットユーザーたちは「まだ疑惑は残っている」という反応も見せている。

まず、一部のネットユーザーは、パク・シフとA氏の間での示談説を主張している。約3ヶ月間事件を引きずり、泥仕合と呼ばれるほど対立しあっていた両側が告訴を取り下げたことは、あまりにも唐突だという主張だ。これに先立ち、事件発生初期の頃に、真偽は分からないが、1億ウォン示談説のような内容の報道が出たこともあるため、このような疑惑は更に強く提起されている。

また「パク・シフのイメージダウンにおいて、告訴の取り下げのような方法で事件を終わらせることはできない」という声もある。パク・シフが事件を最後まで追求し、その結果無罪となれば人々の前に堂々と出られるが、このような形での事件終結はイメージの回復に良い影響を及ぼさないという主張だ。真実がはっきり明かされなかったため、ネットユーザーたちはこのような反応を見せている。

もう一つ、ネットユーザーたちが取り上げているのは、まだ進行中のA氏の知人B氏と、前所属事務所の代表に対する告訴だ。パク・シフは3月4日にA氏とB氏をそれぞれ誣告と出版物に対する名誉損害、恐喝未遂などの疑いで告発した。西部警察署の関係者によるとパク・シフはA氏に対する誣告の疑いに関する告訴は取り下げたが、前所属事務所の代表B氏に対する告訴は進行中にある。複数の人が絡んでおり、まだ完全には終わっていない事件であるだけに、すべての疑惑が明らかになったわけではないという意見だ。

パク・シフは2月、ソウル江南(カンナム)にある居酒屋で一緒にお酒を飲んだ後、酔ったA氏を自身の家に連れ込み強姦した疑いで告訴され、準強姦及び強姦致傷を適用し、起訴意見で検察に送致された。これに先立ち彼は、A氏との関係において強制性はなかったことを主張し、A氏とB氏、元所属事務所の代表を相手に誣告と名誉損害で告訴した。

記者 : パク・ジョンソン