芸能メディア「DisPatch」が明かす、スクープを相次いで飛ばす秘訣は?

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写真=tvN「ペク・ジヨンのピープルINSIDE」スクリーンショット
芸能専門メディアDisPatchが、スクープを相次いで飛ばした秘訣を公開した。

DisPatchは7日、tvNのトークショー「ペク・ジヨンのピープルINSIDE」で「イニシャル報道や検索語記事ではなく、直接動く取材を目指す」と明かした。

DisPatchは韓国唯一の芸能専門メディア。特にトップスターカップルの熱愛報道で注目を浴びた。今年だけでRAIN&キム・テヒ、キ・ソンヨン&ハン・ヘジン、チョ・インソン&キム・ミニなど、トップスターや話題のカップルの熱愛を多数報道した。

この日の放送には、DisPatchのイ・ミョングニュース部長、イム・グノ取材チーム長、ソン・ウンジュ記者、ソ・ボヒョン記者が出演した。

イ・ミョング部長は「『DisPatch』のスローガンは『ニュースはファクトだ』だ。イニシャル報道が溢れる環境の中で、芸能ニュースだけでもファクトを確認してから書こうと思っている。我々はパパラッチ式の取材だけでなく、深層企画記事もたくさん書いている」と話した。

イム・グノチーム長は「パパラッチ式の取材は熱愛説の報道のためにしか行わない。事件や事故の場合は直接動く取材をする。事実を確認するため、あちこち駆け回りながら調査を行い、資料収集する。マスコミ本来の役割をしようとしている」と説明した。

DisPatchは、人々の関心が高い熱愛取材のコツも公開した。

ソ・ボヒョン記者は「私たちは良い取材員が多い方だ。芸能界の内外に良いソースを持っている取材員がいる。でも100%受け入れることはなく、取材を通じて確認した後に報道する」と伝えた。

イム・グノチーム長は「取材員の中には芸能界に携わっている人もいれば、そうでない人もいる。『偶然、食堂でスターカップルを見かけたけど雰囲気が普通じゃなかった』などの一般人の知り合いの話も良い情報になる」と話した。

DisPatchの熱愛報道は波及効果が大きい。一部では「スターにも私生活はある」とスターの私生活を守ってあげるべきだという反応が出ている。

イ・ミョング部長は「韓流ブームに乗り、韓国のショービジネス産業は急成長している。しかし芸能報道は違う。ハリウッドやヨーロッパをはじめ、日本、香港、中国などと比べると韓国の芸能ニュースはまだまだである」とし「エンターテインメントはグローバル化されているのに、マスコミだけにスターの私生活を守ってほしいと言うのは無理な要求だと思う」と強調した。

続いて「私生活の中には、家族の事情や子供の問題、男女の熱愛など様々なものがある。我々が探ろうとするのは悲しい私生活ではない。パパラッチ式の取材を通じて報道した熱愛は3~5件くらいだ。善男善女の熱愛だけを報道する」と付け加えた。

イム・グノチーム長は「最も多いのは不倫に対する情報だ。でも不倫取材はしようともしない。当事者ではなく、当事者の周りの人々が傷つくような報道はしないように努力する」と説明した。

最後にDisPatchの記者たちは「信頼を与える記事を書くのが目標だ。芸能ニュースに限って言えば、様々な情報をただ継ぎ合わせた記事、タイトルだけでクリックを誘導する記事、ゴシップ性の記事が多い。DisPatchは直接動いて記事を書くメディアだと言われたい」と抱負を伝えた。

記者 : イ・スア