M.C the MAX イスとの交際を認めたLYn「悪質な書き込みに胸が痛い…彼のためにも歌い続けたい」

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写真=MUSIC&NEW

M.C the MAX イスとの交際が公開されてから悪質な書き込みに悩む「私たちを見守ってください」

歌手LYn (本名:イ・セジン)がM.C the MAXのメンバーイス(本名:チョン・グァンチョル)との恋愛を認めてから、悪質な書き込みに悩まされている。今までバラードの女王、彼女ならではのボイスで大いに愛されてきたLYnは、彼女の彼氏がイスという理由だけで悪質な書き込みの対象になっているのである。

イスは軍隊に入隊する前に買春の疑いで問題となったことがあり、除隊してからも放送出演できず、公演などのステージを通じてのみM.C the MAXの歌を伝えながら静かに活動していた。多数のネットユーザーはこのようなイスの活動に悪質な書き込みの形で反感を示していた状態で、LYnとの交際説が報道されると今度は、イスはもちろん、交際を認めたLYnまで攻撃の対象になった。

「10年間友達として付き合ってきました。友人時代、彼に最も厳しく言ったのは私だと思います。彼と近い知人たちは彼を慰めましたが、私は『あなたが背負うべきだ』と厳しいことをたくさん言いました。そのような現実的な言葉を聞いて、私のことを信じ頼るようになったと思います」

「非難される娘を慰める親を思うと心が痛い」

同じ歳で長い間友達だった2人は、昨年10月から交際を始めた。世の中に顔が知られているだけに、2人の交際が当事者の意志とは関係なく公開されることを懸念し、交際を始める前に2人の両親に交際を知らせたという。

「親には前もって知らせました。後から知られると驚くと思ったので。しかし、むしろ両親が私の心を理解し、応援してくださいました。『人は誰もが人生で過ちを犯すことがある』と言ってくれました。本当にありがたかったです」

しかし、LYnのカムバック当日の26日に、予期せぬ交際説が浮上した。LYnとイスは多くの人々から関心と非難を同時に浴びた。LYnを見守る親の心はどうだったのだろうか。

「親と電話しましたが、そんな中でも、彼が一番悩まされているはずだから、よく面倒を見てあげるようにと頼まれました。私よりも平然な態度で対応し、自分たちのことは心配しなくていいと言ってから切りましたが、私はあまりにも両親に申し訳なくて……

『ミュージックバンク』でカムバックステージを披露しましたが、彼の両親が私の放送を見てたくさん泣かれたそうです。息子の過ちのせいで、私にも非難を浴びるはめになって申し訳ないと。それを聞いて本当に悲しかったです」

世間からの非難でたくさん苦労したであろうLYnは、両親の話をしながら押さえていた涙を流した。娘に格別な愛情を持っていた両親で、そのような娘が世間のネタになっている姿に更に傷ついたはずだが、むしろ平然と娘を励まし、慰めるその心がさらにLYnを悲しくしたのである。

「彼と付き合おうと決めたとき、このような世間からの関心や非難をある程度予想はしました。いつかは公開されると思ったので、心の準備をしていたのですが、その記事が出たのがカムバックの当日だったので、心が落ち着きませんでした。その日はどうやって一日を過ごしたか分かりません」

「夜は地獄のようだったが、悲しんでばかりはいられない」

それにも関わらずLYnは「ミュージックバンク」を皮切りに「愛のリクエスト」「人気歌謡」などでカムバックステージを披露し放送活動を続けている。長い間会社と共に力を注いできたアルバムで、LYnを待っていたファンに歌を聞かせなければならないという責任感のためだ。

「バカのように悲しんでばかりいるのは、私の好きな愛を守ることではないと思いました。そして歌を待っててくださったファンに対する態度でもないですし。このアルバムを準備するためにたくさんの方々が一緒に苦労し作ってきました。今精神的にとても辛く、昼の放送が終わってから家に帰ると地獄のような夜を過ごしますが、私がすべきことはしなければならないと思います」

LYnは8thフルアルバムの第一章「LYn 8th #1」のタイトル曲「ガラスの心臓」で活発に活動している。しかし、この「ガラスの心臓」の歌詞が、彼氏のイスに関する内容だと思われ再び世間を騒がせ、またLYnのカムバックと重なり報道された交際記事が、この歌をPRするためのノイズマーケティング(あえて悪い噂で認知度を高めたり注目を集めようとする手法)ではないかと白い目で見る人もいた。

「昨年10月に交際を決心した時、私たちを心配の目で見る方々もたくさんいました。しかし、私にとっても歌詞は私の記録の一部です。30歳で私が恋に落ち、担わなければならないことを、着実に綴った日記のような記録です。1節は彼の話を基盤にしていますが、2節は難しい恋をしている方々を思いながら、新しい話として作りました。

『ガラスの心臓』は彼との熱愛が世の中にいつ公開されるのかを計算しながら書いた歌詞ではありません。それなのに運悪く、時期的に重なってしまい、私の交際が報道されノイズマーケティングだと誤解されることになり悲しいです」

「ガラスの心臓」はプロデューサーチームのイダンヨプチャギ(二段横蹴り)が作曲し、LYnが直接歌詞を書き、BEASTのヨン・ジュンヒョンがラップのフィーチャリングとラップの作詞に参加した曲だ。

「イダンヨプチャギとコラボし、その曲をアルバムに入れることになったのでレコーディングをしてニューアルバムに収録されました。これから8月と10月に3曲ずつ公開する予定ですが、いずれも歌詞をあの時(イスとの交際が始まった時点)に書いたので、また今回のように誤解されそうで、レコーディングし直したほうがいいのではないかと心配しています」


「世の中が彼を許せるようになるまで、償っていく」

LYnはバラード歌手の彼女の歌を静かに応援してくれるファンが多く、特にマスコミを騒がせなくても長く愛されていた。しかし、交際の事実が知られてからは、数百件に至る悪質な書き込みに耐えている。要は「以前に買春したことのある男と恋愛をしているあなたもいけない」という論理だ。

「実は今までは書き込みが多く書かれる歌手でもありませんでしたし、爆発的な人気はなくても、静かに応援してくださるファンが多かったです。しかし、今回は書き込みがあまりにも多く、耐え難い言葉がたくさんあり、大変です。

書き込みを読んでいると、これで人たちが死ぬんだなと思います。結婚もしていないのに『子どもが出来たらその子どもにも売春させるのか』という書き込みを読んだとき『私は子どもを産んではいけないな』『もし結婚するなら、私の子どもも批判されるだろうな』『それではいっそう、私が死んでしまおうか』『彼と2人で死ねばいいのかな』など、マイナス的な考えばかりしました。実は彼と交際を始めながら、このような状況をある程度は予想しましたが、私が考えてもみなかった、まだ存在もしない子どもの話までされ、とても驚いたし、苦しかったです」

泣いては気持ちを落ち着かせるというようなことを何度も繰り返すLYnは、再びしっかりしなければならないと、心をなだめようと必死だった。歌とステージへの情熱、そして家族への愛と責任感が彼女を再び立ち直らせた。

「私は歌い続けたいです。私のファンの方々みんなが背を向けたりはしませんよね?歌いながら私がこの仕事をどれだけ愛しているか分かりました。そして、今まで私の歌を聴いてくださったファンの方々、私の歌を待ってくださるファンのみなさんのためには、歌で引き続き償いたいです。変わりなく私の歌を愛してくださるファンのみなさんがいなかったら、今の私もいないでしょう。そして、両親に親孝行し、私の可愛い甥に文房具も買ってあげたいです」

今のLYnには応援の書き込みより、心配と懸念の書き込みや、非難する書き込みの方に目が行き、傷ついている状況だ。

「私は如何なる状況の男でも全部包み込むような、そんなできた女ではありませんし、ただ男に尽くすような女でもありません。彼が過去に犯した過ちがどのようなものか、本人がしっかり自覚し、そして反省し、変わろうとしているので、彼を信じてあげるんです。

これから、彼も私も、良い歌でお返しすることはもちろん、彼が犯した過ちを世間が許すまで、良いことをたくさんしながら償っていきます。私たちの交際をいつまでも非難するよりは、私たちの今後を見守って頂きたいです。言葉だけではなく、行動で実践し、良い姿をお見せするために努力します」

記者 : チョ・キョンイ