「ジーザス・クライスト=スーパースター」プレスコール開催“こびるヘロデ”

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「ジーザス・クライスト=スーパースター」プレスコール現場

24日午後2時、ソウル松坡(ソンパ)区蚕室(チャムシル)洞CHARLOTTE THEATERで「ジーザス・クライスト=スーパースター」のプレスコール(マスコミ向け公開稽古)が行われた。その場でYB ユン・ドヒョン、2AM チョグォン、マイケル・リー、パク・ウンテ、ハン・ジサン、monni キム・シニ、チョン・ソナがハイライトを試演した。

他のミュージカルとは違い、「ジーザス・クライスト=スーパースター」は「ヘドウィグ」のようにロック風のナンバーを歌わなければ、ミュージカルの雰囲気を完全に生かすことはできない。しかし、ロックナンバーとして歌う上ではジレンマが伴う公演でもあった。ロック風に歌っていると、俳優の喉がかすれる問題が起きるため、ほとんどの場合歌うときは声楽の発声で歌う公演でもあった。

しかし、今回の公演で俳優たちは声を出し惜しみすることなくロック唱法を駆使する。今回のプレスコールのハイライト試演の中で印象的だったのは、ブロードウェイリバイバル公演を含め400回あまりの公演をこなしたマイケル・リーが爆発的なロック発声の歌唱力を披露したことだった。絶叫する心でロック唱法を披露するシーンでは、ステージの下まで戦慄がそのまま感じられるほどだった。

ユン・ドヒョンは16年前も「ジーザス・クライスト=スーパースター」で舞台に立っている。久しぶりに舞台に立つ感想についてユン・ドヒョンは「これまで6つのミュージカル作品を公演したが、今回が最も興味深く、挑戦したい作品だ」と特別な気持ちを伝えた。

ミュージカルの舞台に初めて挑戦する2AMのチョグォンは、ナンバー「ヘロデ王の歌(Herod's Song)」で真剣さとは反対の、元気ハツラツとしたポップな演技を披露した。チョグォンは「僕のヘロデは、(歴代)最年少ヘロデだ。毎回違うヘロデを見せてほしいという(イ・ジナ)演出家の希望に応えようと、こびを披露するコンセプトを設定した」と話した。

パク・ウンテは「無数の感情が舞台で交差する。色んな感情を舞台で活かそうとしている」と説明した。“弘大(ホンデ)の狂った声帯”とよばれるインディーズバンドmonniのリードボーカルキム・シニは「大変なだけに深く記憶されるミュージカルだ。ファンタスティックな編曲に興奮している」と話した。

チョン・ソナは「練習の度に涙を流した。これまでの公演の中で一番良い選択だったと思う。今回の公演で『ジーザス・クライスト=スーパースター』が再評価されたらなと思う」と作品を選択したことへの満足感を惜しまず表現した。
「ジーザス・クライスト=スーパースター」は、ダブルキャストとトリプルキャストで行われるミュージカルである。ジーザス役はマイケル・リーとパク・ウンテ、ユダはユン・ドヒョン、キム・シニ、ハン・ジサン、マリアはチョン・ソナ、チャン・ウナ、ヘロデはチョグォンとキム・ドンヒョン、ピラトはチ・ヒョンジュンとキム・テハンが演じる。4月26日から6月9日まで蚕室CHARLOTTE THEATERで観客を迎える予定だ。

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記者 : パク・ジョンファン、写真 : パク・ジョンファン