FTISLAND イ・ホンギの映画デビューに監督も高評価「俳優として大きく成長できる」

OSEN |

FTISLANDのボーカルのイ・ホンギがスクリーンデビューする。

ヒューマン映画「フェニックス~約束の歌~」(監督:ナム・テクス)で、トラブルメーカーのアイドルスターとして出演し、歌手でなく俳優として始めて映画に出演することになった。

「フェニックス~約束の歌~」は、死を前に、別れを準備するホスピス(末期がん患者に対して緩和治療や終末期医療を行う施設)を舞台に、問題の多い余命宣告者たちとトラブルメーカーなアイドル歌手が繰り広げる人生最後の夢に向けた挑戦を描くヒューマンドラマだ。今回の作品でイ・ホンギが演じる役は、喧嘩沙汰を起こして社会奉仕活動を命じられた、チュンイというアイドル歌手だ。

ハンサムな容貌と優れた歌唱力を持つチュンイは、ファンから爆発的な人気を得ているが、実は生意気でトラブルメーカーな歌手だ。喧嘩沙汰を起こして社会奉仕活動を命じられ、ホスピスに入ったが、チュンイは最初から自分勝手で傲慢な態度で奉仕担当者のアンナ(ペク・ジニ)と常にぶつかり合い、神経戦を繰り広げる。

そんな中、奉仕時間を2倍に計算するという条件で、ロックバンドのオーディションに参加する患者たちの指導を約束するようになったチュンイは、人生において最後になるかも知れない夢に向かって、一生懸命頑張る患者たちを見て、いつのまにか自分も本気で彼らのために努力していることに気付く。自惚れているチュンイを、憎めない魅力的な人物として見事に描いたイ・ホンギは、彼ならではの明るくて魅力溢れる演技を披露したという。

歌手デビュー前から子役タレントとして地道に演技をしてきたイ・ホンギは、FTISLANDとしてデビューした後もドラマ「美男<イケメン>ですね」「のり子、ソウルへ行く!」のような作品を通じて演技の経験を積んできた。

また、同作ではバンドとしての経験を生かして、歌を始め、ドラム、シンセサイザー、ベースまで自由自在に演奏し、アイドルスターのキャラクターをさらにリアルに描いた。ナム・テクス監督はイ・ホンギに対して「俳優として大きく成長できる資質を持っている」と評価した。韓国で5月30日から、日本では6月7日から公開される。

記者 : チェ・ナヨン