Vol.3 ― “江南スタイルの兄さん”だったPSYが、セクシーな“ジェントルマン”として戻ってきた

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写真=YGエンターテインメント、TVレポート DB

“江南(カンナム)スタイル”と叫んでいたPSY(サイ)が、父母と共に“ジェントルマン”として戻ってきた。

12日0時、全世界119ヶ国でPSYの新曲「ジェントルマン(Gentleman)」が公開された。エレクトロニックスハウスジャンルを選んだ「GENTLEMAN」は、基本的に軽快でありながらも強烈なビートが活かされている楽曲だ。一般人も踊りやすいダンスが加わると、第2の「江南スタイル」も夢ではない。

特に「GENTLEMAN」は「江南スタイル」に比べて英語の歌詞が大幅に増えたが、両曲共に注目を集めるのは自分を紹介しているような曲の構造だ。

「江南スタイル」でPSYは自分のことを“兄さん”と呼べる歌詞を数回も用いた。「僕は男の中の男 昼には君にだけは温かいそんな男の中の男 コーヒーが冷める前に一気飲みしちゃう男の中の男 夜が来ると心臓が弾けそうになる男の中の男 そんな男の中の男/僕は男の中の男 大人しく見えても遊ぶ時は遊べる男の中の男 時が来たら完全に狂ってしまう男の中の男 筋肉よりも思想が凸凹な男の中の男 そんな男の中の男」という歌詞を並べ、そのような男の中の男を指して“江南スタイル”と呼ぶと説明している。

そして結局自分のことを「走る奴 その上に飛ぶ奴 僕は少し分かる奴」であると主張し、観客に「(You know what I'm saying)オッパ(兄さん)は江南スタイル」と熱唱させる。

しかし「GENTLEMAN」でPSYは「あのね この人と言えばね 勇気 覇気 狂気 お洒落屋 君が聞きたい言葉 それが言いたいのが僕なのにね」と話を始める。

「GENTLEMAN」でPSYは「I'm a mother father gentleman」という歌詞をサビに入れた。ともすれば悪口に聞こえかねない歌詞「mother father」をわざと配置させたという反応が多い。

何よりもPSYは、今回の曲で女性を誘惑できる人気のある男性として登場する。主人公だ。また「江南スタイル」より「GENTLEMAN」で、PSYは一層刺激的な部分に焦点を合わせた。「Wet PSY」という歌詞は、自身の象徴を強烈に入れながらも二重的な解釈を可能にした。

記者 : キム・イェナ