【スターコラム】キム・テヒ大解剖“人間キム・テヒ”編 ― Vol.1

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女優キム・テヒ。この名前三文字が持つ意味は少なくない。ある人は「女神」と呼び、ある人は「オムチンタル(勉強が出来て性格もよく、何でも出来る完璧な人)」と呼ぶ。彼女を賞賛することはもちろん、嫉妬までする人もいる。さらに同じ芸能人でさえも、彼女の美貌に対しては負けを認めるほどであり、自他共に認める“美貌”と言っても過言ではないだろう。

しかし、彼女にも悩みがある。人々から羨ましがられる外見による先入観と、女優としての道を歩んでいると必ず経験するという、自身の演技に対するスランプとジレンマだ。

今年の頭から、歌手RAIN(ピ)との交際でネットの掲示板や各種マスコミを騒がせたキム・テヒが、久しぶりに大衆の前に姿を現した。第9代目の張禧嬪(チャン・ヒビン)である“チャン・オクチョン”としてだ。

NAVER スターコラムでは、キム・テヒの手を借りて“人間キム・テヒ”と“女優キム・テヒ”について調べる“キム・テヒ大解剖”の時間を設けたいと思う。

なかなか大衆の前で自分を現わさなかったので、さらに気になり神秘的に感じられたキム・テヒの話をこれから聞いてみようと思う。/編集者

NAVER スターコラム:キム・テヒ

こんにちは。キム・テヒです。このように皆さまにご挨拶することができて、とても光栄です。口数があまりにも少ないほうなので、弟のヒョンス(イ・ワン)ともあまり会話をしません。それでもお互いを思いやる心が誰よりも強いことはご存知ですよね?^^

それでも最近は、カカオトーク(スマートフォンのコミュニケーションアプリ)で気恥ずかしい話をしたりもします。おそらく、2人とも歳を取ったので話したりもするようになったと思います。前まではお互いに忙しかったこともありましたが、シャイな性格なので、基本的な会話もあまりありませんでした(笑)

最初から弟の話ばかりでしたね。スターコラムを通じて皆さまに伝えたいのは“人間キム・テヒ”と“女優キム・テヒ”についてです。何が違うかと?うーん……皮を剥く前の栗と剥いた後の栗というか……。ここではもう少し近寄りやすく、気楽で親しみのある私の姿を見せたいと思います。

韓国のファンの皆さまには久しぶりに顔を見せるので、ときめきながらも一方では緊張しています。皆さまにとってもう少し親しみのある女優キム・テヒになるために、私の話をちょっとだけ公開したいと思います。あの方(?)の話はしないのかって?ハハハ;;


キム・テヒはファッショニスタ?

私が衣類学科の出身なので、多くの方々が私の服に興味を示されます。し・か・し!私が普段もっともよく着る服はジャージです。ドラマを撮影する時は制服のようによく着ます。もちろんジャージにはスニーカーを履いてこそ、ファッションの完成です!主に楽な服を着るほうです。まさか家でお姫様のようなドレスを着ているとは思ってはいませんよね?(笑)

それでも芸能人である以上、外出する時は服を気にします。特にファッション検証のギロチンである、空港ファッションは気合いを入れる場合のひとつです。あまりにも多くの写真を撮られるので、女優としては敏感になる部分のひとつです。

あ、そうだ!最近ドラマ「チャン・オクチョン」を通じて韓服(韓国の伝統衣装)の美しさにどっぷりはまっています。今までのノウハウを活かしてミニサイズの韓服も実際に作ってみました。本当に知れば知るほど魅力的な服だと思います(うーん……作品紹介への欲求が湧き上がる。ここでストップ!作品の話は後で!)


キム・テヒのプライベート

大げさなタイトルにしましたが、実はたいしたことありません。ただ友だちに会ったり、町を散歩したりする程度です。あ!自転車に乗ることがとても好きです。また、昨年は時間がありましたのでスキューバダイビングの資格を取り、ゴルフも習いました。

スキューバダイビングを習っておいて本当に良かったと思います。今回、水中での撮影シーンに初めて挑戦したからです。数年前、撮影のためにグアムに行き、水の中でパニック状態に陥ったことがあります。その時は本当に死ぬかと思いました。“パニック状態”のせいで、水に対するトラウマが多少ありましたが、それを乗り越えたくて、じっくり時間をかけてスキューバダイビングを習いました。

最初は深く潜る時に耳も痛く、息もできず、水も入るような気がしました。鼻で呼吸をしてはいけないのですが、水の中に入るとそれこそパニック状態になりました。それでも一生懸命に習ったおかげで、今回の水中での撮影の時は、呼吸器をつけてしばらく経ってから演技をしてまた息をしながら上に上がることを数回繰り返し、成功裏に撮影を終えました。本当に資格がなかったらどうなっていたことでしょう。キム・テヒ、もう水中撮影には自信があります。

その次はゴルフを習いました。ゴルフは家族のために習うようになりました。姉と弟はスポーツが大好きで、いつも私を除いた家族同士でゴルフに行きます。私の誕生日に起きてみると誰もいなくて、食べ物もなかったこともありました。本当に……この人たちったら……いつからか疎外される感じがしてゴルフに合流しました。

ゴルフ用語で初めてフィールドでプレイすることを「頭を上げた」と言いますが、私この前、頭を上げました。どうやら私、ゴルフの天才らしいです。頭を上げた日に102打を記録しました。しかしその後成績はどんどん悪くなったという“悲しい伝説”があります(泣)

それでも元々ボールを使った運動が苦手で、ゴルフにあまり期待していませんでした。代わりに演技に役立つ他の何かを習おうかなと思っていたほどですから。しかし、やってみるとゴルフも意外と面白いスポーツだと思います。週末だけ避ければ、なかなかよい金額で楽しむことができます。週末は相当な金額でした。金額さえ調整できれば、歳を取ってからも楽しめるとても良いスポーツになると思います。


キム・テヒ's FAMILY

ご存知だと思いますが、イ・ワンで知られている私の弟の話をしたいと思います。周リでは弟に私の話を聞いたりするようです。先ほども少し触れましたが、お互いによく話すほうではないので、特別なニュースはないと思います。演技に関することも、家族なのでむしろしません。どうしても慎重になりがちで……2人とも口数が少ないので余計にそうなりました。

そこで、母が2人を繋ぐ役割をしてくれます。誰か1人が話を始めないといけないのに、2人ともしないので……やれやれ。

結局我が家では姉と父が会話をリードします。父は事業をしているので元々口数が多く、母は中立の位置にいます。家の中でも何かバランス(?) が保たれている感じですね。私と弟は寡黙、母は中立、父と姉は活発。私の家族が幸せに暮らしてきた原動力は他でもなく、この“バランス”にあったようです。

あ!そういえば、多くの方々に弟の軍入隊の時に何故面会に行かなかったのかと聞かれました。なんとなく面会に行かないと悪者な雰囲気が……それでも弟が訓練所にいたときは、家族で一緒に行った事があります。その後はまあ……(ごめん!)それでもたまに上官の方と電話で話してあげたりはしました。(それなりの義理(?)を果たしたことになるのかな?^^;;)

雰囲気を変えて、最近我が家の最大の話題は「チャン・オクチョン」です。私がここまで来ることができたのは、他でもない両親のおかげです。いつも確実な私の味方になってくださる2人に感謝しています。その期待に応えるためにも、今回の作品をもっと頑張らなければと思います。今私の目にはドラマしか見えていない状態です。

最後に……これはなかなか言いにくいのですが、多くの方々が気になっていると思いまして……。
ドラマの撮影を控えあの方との交際の事実が知られ、少なからず負担になりましたし、ドラマのチームに本当に申し訳ないと思いました。迷惑をかけるのではないかと心配もしました。

それでも「頑張っただけ良い結果があるはず」とあの方が応援してくれたことを思い出しながら、皆さまの期待を裏切らない作品になるよう努力します。そうすることで皆さまから頂いた愛に答え、私が考える道でもっと成熟した姿を見せることで恩返しします。

「いい道を歩んでいる」と自ら感じられる日が来ることを願いながら“人間キム・テヒ”編はここまでにしたいと思います。

次は“女優キム・テヒ”をテーマに話したいと思います。役者と言う肩書きで活動し始めてからもう10年になりましたね。時には叱咤も受け、時には激励や応援も頂きながらここまで来ることができたと思います。では、また違う“女優キム・テヒ”の姿、少しだけお待ちください。すぐに戻ります^^

文:キム・テヒ

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記者 : キム・テヒ、編集 : ファン・ヨンヒ、写真 : Issue daily、ルアエンターテインメント、ロードフォトスタジオキム・ヒョボム作家