【スターコラム】イ・ジョンソク「僕の道はまだまだ無限だ」 ― Vol.1

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完璧なビジュアルだ。長身に女性より色白の肌まで、非の打ち所のない俳優イ・ジョンソク。モデルとして華やかにデビューした彼は、2010年MBC「検事プリンセス」で俳優としてデビューした。SBS「シークレット・ガーデン」ではわがままなサン役で女心をくすぐり、幅広いファンを確保した。

その後MBC「ハイキック3~短足の逆襲」(以下「ハイキック3」)、映画「ハナ~奇跡の46日間~」で俳優としての地位をさらに固め、最近放送が終了した「ゆれながら咲く花」で本当の意味での全盛期を迎え高い人気を得ている。もはや “モデル出身の俳優”ではなく実力やビジュアルを兼ね備えた“本当の俳優”として成長しているイ・ジョンソクの話を聞いてみよう。

今回のコラムはファンと親しく話したいというイ・ジョンソクの意向を反映し、文体を修正しておりません。/編集者

NAVER スターコラム:イ・ジョンソク

こんにちは。僕だよ^^ 僕のいない間元気だったかい? 最近は~春風がそよそよ吹いてどこかに旅立ちたい天気だね! みんな満開のきれいな花のように温かい春の日を迎えられたらいいな。何だか始めから鳥肌が立つだろう?(笑) これから真面目な話をしなければならないのにね^^

僕は今回のNAVER スターコラムを通じて、これまでに話したことのない僕だけの話をしようと思うんだ。テレビや映画に映る姿ではなく、本当の自分の姿や言えなかった話を一度打ち明けたい。僕の話を聞く準備はできたかい? それじゃ、始めるよ。ゴーゴー!(笑)

「シークレット・ガーデン」当時の僕 今より初々しいだろう?ああ、ジョンソクも幼かったな~!

気難しい10代のイメージから抜け出すために…

僕をよく知らない人は僕を気難しい人だと思う。最初は理由が分からなかったけど、考えてみたらそれもそのはずだと思った。これまでの作品でのキャラがそんなものだったから。僕を一気に人々に知らせたのがSBSドラマ「シークレット・ガーデン」や「ハイキック3」などで、ほとんどのキャラが気難しいイメージが強かったから。

「ハイキック3」の時、僕はとても気難しい高校生の役を演じたんだ。そこで“プインプイン(韓国での愛嬌を表現するポーズ)”で身に余る声援を頂いたけど、演技的には心残りがあるドラマだった。“プインプイン”以外に特にお見せできたものもなかったし。

演技への欲求はSBS「人気歌謡」の司会を務めてからさらに激しくなったと思う。どうしても演技に対して疑問が持たれたね。何というか、役者ではなくて単なる芸能人になったような気がして。誰から何かを言われたわけでもないのにね。ちょうど「ゆれながら咲く花」の撮影が始まる時だったし、僕は演技に集中するため自然に番組を降りることになった。

本当にありがたい作品「ゆれながら咲く花」 真面目な表情をしているけど、本当は死ぬほどいたずらをしたかった ふふ
「ゆれながら咲く花」の時は本当に頑張ったよ。でも人はそんなに簡単に変わるものじゃないね。いたずらするのも好きで明るい性格なので、真面目になるまでちょっと時間がかかったな。でも人がたくさんいることを好むタイプでもないよ。人々が集まればいつも騒がしいし、話題もそれぞれだし、みんな違う話をしているだろう? 僕はそういうのはあまり好きじゃないんだ。

でもそんな性格が「ゆれながら咲く花」の時にも影響を与えたな。1つの教室にみんなが集まっている団体でのシーンが多くて最初は大変だった。元々人前で話すのが苦手だったから。それが演技にも表れちゃって。でも段々と仲良くなると演技をする時も大変ではなくなった。本当に「ゆれながら咲く花」のチームは最高だったよ。

それから今回はこれまでの気難しいキャラとは違う姿を見せることができた。本当に良いキャラのコ・ナムスン! 実は高校生の役だったから撮影前に心配もあったけど、キャラ自体は本当に魅力的だったね~。

実は演技がうまくなりたいという意欲は非常に強い方。見た人がいるかもしれないけど、去年単発ドラマ「私がいちばん美しかった時」に出演した。そこでとても禁断な恋を繰り広げたんだ。単発で撮影は短かったけど満足度は相当高かった。ぜひ連続ドラマをやってみたかったんだけど、それで願いを叶えたなあ。まだ見ていない人はぜひ見てほしいな(笑) もう一度再生でゴーゴー!

撮影現場で待機しながら 普段はこうやってぼうっとしているのも好き(笑)

演技のためなら独立映画もOK

僕は本当に面倒くさがりで、張り切って何かをしようとはあまり思わない方だ。部屋でごろごろするのが好きで、テレビを見るのが好き。でもおかしなことに“演技”をするとやる気満々になるのさ。体中の気力が湧き出るって感じかな?(笑)

だから一人でいる時は他の同じ年頃の人が演技している姿をよく見たりする。僕ならあのキャラをどう表現するかを研究してみたりして。特に僕より演技が上手い人を見ると刺激にもなるし、本当に羨ましい。

僕が演じたい役? うーん……「デスノート」のL、「ザ・スリングショット~男の物語~」のキム・シン役をしてみたい。男らしくて魅力のある役をやってみたいから。

最近は映画「観相師」の終盤の撮影をしている。僕が出演しているからじゃないけど、映画が本当に成功しそうな予感がする。シナリオもしっかりしているし、素晴らしい先輩と監督がいらっしゃるから。

実は「観相師」は「ゆれながら咲く花」よりも先に撮影した。どうしても映画よりドラマに慣れているためか、撮影現場の流れが遅くてびっくりした。ドラマは流れが速くて感情をそのまま続けていけるけど、映画はそれができなくて大変だったよ。また、同じ年頃の俳優ではなくて先輩たちと一緒に撮影したので一時も緊張を緩められなかったな(笑) むしろ演技的にはドラマよりも映画が役に立ったと思う。

でも撮影現場は本当にいい雰囲気だった。ソン・ガンホ先輩が、僕がイ・ナヨンさんのことを理想のタイプだと答えた番組を見たと言った(笑) 何度も「撮影現場にナヨンを一度呼び出さなきゃなあ」と僕をからかったよ。まだ僕がナヨンさんに実際に会ったことがないことを知って、もっとからかわれた。演技的にもたくさん助けてもらった。指摘をして叱るのではなくて演技のトーンを丁寧に教えてもらったね。ポジティブパワーをたくさんもらった。先輩から^^

演技のことや色んなことを雑念中~ ~僕は何もしていない時が一番カッコいいかも
それなりに忙しく過ごしているけど、実は僕は演技に対する後悔が大きい。デビューの準備をしたとき、どんな努力をしたかと聞かれると特にないから。ただ芸能人になりたいと思っていた。今振り返ってみたらその時間が本当に惜しくて残念。もしあの時、骨身を削る努力をしていたなら、役者として大きな成長ができたんじゃないかなあ。

幸い運良く、すぐに人々に僕のことを知らせることができたけど、今からでもより優れた実力を備えられるように努力したい。応援してもらえるよね?^^

それで今回「ゆれながら咲く花」で共演したキム・チャンファン兄さんに独立映画にぜひ出演したいと話したよ。チャンファン兄さんは独立映画業界で大きな活躍をしたんだから。ハハ。まず自分の演技について把握して実力をつけなきゃと思っているんだ。

後悔はしないほうがいいと言うけど、でも“俳優イ・ジョンソク”の道はまだまだ無限だと思うんだ!(根拠のない自信かな?笑) これからも僕を応援してくださる人々のために、僕の愛する人々のために、そして僕自身のために頑張るから、ぜひ見守ってほしい!

僕の文、どうだった?下手な文章にがっかりしたかもしれないけど、いいと思ってくれると信じている(笑) 愛してるよ~!第2部でまた会おうね。第2部ではウビンとセヨンが僕について話してくれるそうだけど……何だか心配だな。

それじゃ、その時までさようなら~また会おうね!

文:イ・ジョンソク

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記者 : イ・ジョンソク