「九家の書」イ・スンギ、ドラマ成功のための強い意欲“落下アクション”を披露

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写真=SAMHWA NETWORKS
「九家の書」イ・スンギが屋根から落下するアクションを披露した。

イ・スンギは「馬医」の後番組として放送されるMBC月火ドラマ「九家の書」(脚本:カン・ウンギョン、演出:シン・ウチョル、キム・ジョンヒョン、制作:SAMHWA NETWORKS)で、がむしゃらで猪突的な性格の半人半獣チェ・ガンチ役を熱演する予定だ。彼は人生初の時代劇挑戦を通して、これまで見せたことのない一風変わった変身を予告している。

特に3mの高さの屋根に一人で座り、哀愁漂う眼差しをしているイ・スンギの姿が公開され、関心を集めている。これは彼が劇中で片思いをしているイ・ユビの会話を盗み聞きするために屋根に上がった時の姿だ。イ・スンギは愁いを帯びた眼差しで隠していた感情を表し、悠々自適で馴れ馴れしい自分を装っているが、心の奥深くに痛みを抱えているチェ・ガンチの姿を表現した。

このシーンは今月14日、慶尚南道(キョンサンナムド)河東(ハドン)で撮影が行われた。撮影現場に登場したイ・スンギは緊張しているスタッフとは異なり、まったく恐れを見せず3mを超える屋根の上に上がった。また、撮影を準備する間も屋根の上で待機しながら、むしろ明るい笑顔で心配するスタッフをいたわるなど“国民のフンナム(癒し系の男)”らしい一面を見せた。

特にイ・スンギは、撮影がスタートしたと同時に屋根から飛び降りる“落下アクション”を披露しなければならない状況で「思ったより高いみたい」としながらも「できる」と強い意欲を燃やした。彼はシン・ウチョルプロデューサーなどと降りる地点についての相談をした後、屋根から一気に落下し、一度で“OK”サインをもらうなど、完璧なシーンを演出した。制作会社は「チェ・ガンチに対する燃える熱意を見せてくれているイ・スンギにより、撮影現場の雰囲気がとても盛り上がっている」とコメントした。

制作会社のパク・テヨン制作総括プロデューサーは「イ・スンギはハンサムなルックスと高い身長でワンシーン、ワンシーンをまるで映画のような名場面にしている」とし「アクション演技に初めて挑戦するということが感じられないほど完成度の高いアクションを基に、イ・スンギ特有の感性的な演技が合わさり、最強のチェ・ガンチを作っている」と伝えた。

「九家の書」は半人半獣で生まれたチェ・ガンチが人間になるために繰り広げるスペクタクルで軽快な“武侠アクション活劇”で、「製パン王キム・タック」「栄光のジェイン」を執筆したカン・ウンギョン脚本家と、「シークレット・ガーデン」「紳士の品格」を演出したシン・ウチョルプロデューサーが初めて意気投合した作品だ。韓国で4月8日夜9時55分から放送スタートとなる。

記者 : オ・ミンヒ