BEAST、CNBLUE、INFINITE…デビュー5年目を控える人気グループ

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デビュー5年目のアイドルグループが解散ではなく、グループの第2の全盛期を謳歌している。デビュー5年目の人気グループへの仲間入りを控えているアイドルにはどんなグループがあるだろうか。

代表的なグループはBEASTである。2009年にデビューし、“再利用”グループから“再発見”グループに生まれ変わったBEASTは苦難を乗り越えてトップレベルのアーティストになったことで支持されている。「美しい夜だ」のプロモーション活動の時は、彼らのステージ見たさに音楽番組の収録会場に約2000人を超えるファンが殺到し、現在公式ファンクラブの会員数は27万人を超えている。

BEASTはグループ活動に劣らないほどメンバー個人の活動でもいい結果を得ている。ユン・ドゥジュンはKBSドラマ「IRIS 2」で使命感にあふれるソ・ヒョヌ役を演じており、ヨン・ジュンヒョンはMnetミュージックドラマ「モンスター~私だけのラブスター~」で初の演技にチャレンジする。「キム・スンウの乗勝長駆(スンスンジャング)」にレギュラー出演していたイ・ギグァンは現在、作曲の勉強に邁進するなど自己啓発中であり、ヤン・ヨソプは昨年末ソロ曲「Caffeine」をリリースし、音楽番組のランキング1位になった。

2010年にデビューしたCNBLUEもメンバー全員がドラマなどに出演し、4人の出演作の視聴率を合わせると、150%に近いという驚くべき記録を立てた。特に1月に発表したアルバムではタイトル曲はもちろんのこと、収録曲全曲がメンバーの自作曲であり、バンドの第2幕が開いたと評価された。

リーダージョン・ヨンファを中心にチャレンジしてきたドラマ出演は、昨年SBSドラマ「紳士の品格」にイ・ジョンヒョン、KBSドラマ「棚ぼたのあなた」にカン・ミンヒョク、KBSドラマ「いとしのソヨン」にイ・ジョンシンがそれぞれ出演し、メンバー全員に拡大した。特に「棚ぼたのあなた」「いとしのソヨン」は約50%に達する視聴率を記録し、出演したメンバーの認知度向上につかがった。これらのことをベースにCNBLUEは、2013年を自らの音楽的な能力を強調する一年にしたいとしている。

大手事務所からの男性アイドルが雨後の竹の子のように出ていた2010年、デビューしたINFINITEはデビュー早々認知度や活動の面で厳しかったが、2011年の「Be Mine」を皮切りに、「Paradise」「追撃者(The Chaser)」などリリースした曲がすべて音楽番組でランキング1位を獲得している。ファン100人の動員も大変そうに見えたINFINITEは、3年後の2013年には公式ファンカフェの会員数が約17万人に上る目を見張る成長を遂げた。

INFINITEの所属事務所の関係者は「長く活動するチームとして残りたい」とし、「韓国内の音楽活動を積極的に行い、より発展する姿をお見せしたい。長期的にはワールドツアーも計画している。内的にも成長できる土台を作りたい」と述べた。

ガールズグループの中では2009年にデビューし、今年で4年目になる2NE1がダントツである。2NE1はデビュー当時から内外のマスコミの絶賛を受け、新人らしくないパフォーマンスやカリスマ性でステージを披露し、実力派グループとして認められた。特に2NE1は演技、バラエティ出演など、音楽以外の分野で活躍する他のアイドルグループとは違って、音楽だけに力を入れて名声を築き上げていることで差別化を図っている。彼女らのパフォーマンスは米ニューヨークタイムズ、ビルボードなど有力メディアからも注目された。

2NE1は4月中にカムバックし、韓国で活動を展開するという。CLは米国の音楽誌ビルボードとのインタビューで「2NE1らしい曲になるだろう」とし、「『I AM THE BEST』『CAN'T NOBODY』など、2NE1らしい曲が好きだ。2NE1らしさを守りながら、楽しくて熱狂的な2NE1の姿が盛り込まれるだろう」と説明した。

このようにアイドルのライフサイクルが長くなっているのは、多くが個人活動とグループとしての活動を並行しているからだと思われる。演技、バラエティなど様々な面で活躍し、幅広い世代にアピールしてきたのがポイントだ。10代ファンのパワーに頼って人気を集めるよりは、お茶の間で中高年層ファンから支持を受けながら、アジアを越えて欧米などで活躍し、実力を磨いてきたのも彼らが長く芸能界で生き残る原動力になった。

記者 : イム・ヨンジン