D-Unit「4人体制で可愛さ倍増、さらに飛躍したいです」

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ブラック、ダーク、カリスマ。これは、新人ガールズグループD-Unitが昨年デビューしてから一貫して表現してきたカラーだ。ガールズグループからはなかなか見られないパワフルさとカリスマ性をアピールし、自分たちならではの個性をアピールしてきた彼女たちが、今度は女性らしさと可愛さを持ってカムバックする。

D-Unitはデビューしてまだ1年に満たないが、4日に発売したフルアルバム「Affirmative Chapter. 1」まで2枚のフルアルバムを出している。新人がデジタルシングルやミニアルバムをリリースすることとは対照的な行動だ。それだけ自分たちの実力に自信があるということだ。

2ndフルアルバムのタイトル曲「顔見て話して」で爽やかさをまとったD-Unitに、最近合井洞(ハプチョンドン)近辺で会った。これまでの強いイメージから抜け出し、柔らかく可愛い印象のD-Unitが明るく笑いながら記者を迎えてくれた。一番目立ったのは、1998年生まれの新しいメンバーJNEYだった。幼い顔のJNEYは、誰よりも熱意溢れる表情で元気よく挨拶した。

「D-Unitに合流する前にテレビを見ながら『D-Unitに入ったらどうだろう』と想像したりしました。楽しそうで、たくさん学べそうだと思っていましたが、このように加わることになって本当に嬉しいです。メンバーを補充するという話がありましたが、私が目に留まったようです。提案された瞬間、1秒の躊躇いもなくやると言いました。入ってからは、姉さんたちの長い練習時間にびっくりしました。ステージ上の完璧なダンスには理由があると思いました。姉さんたちに追いつこうと一生懸命頑張っています。今は姉さんたちが、私が入って雰囲気が明るくなったと言ってくれているので、有難いです。ハハハ」(JNEY)

「JNEYの言うとおり、普段練習の雰囲気が多少真剣だったんですが、JNEYが入ってからは愛嬌を見せたりしてくれるので、雰囲気がとても変わりました。1998年生まれですが、ある時は母親のように大人ぶった行動をすることもあります。若いので可愛いし、母性愛を感じることもあります。私たちのグループの宝物です」(UJin)

D-Unitは今回の曲「顔見て話して」で大変身した。可愛い表情とダンス、明るくなった衣装がこれを証明する。カリスマ性で一貫していた彼女たちが明るい雰囲気を表現するのは簡単であったのだろうか。

「実は私達全員、性格が気さくでボーイッシュな面が少しあるんですが、このように可愛いコンセプトを簡単に受け入れることはできませんでした。それでもやっぱり女の子なので、可愛い子ぶるのは嫌でも明るい姿をお見せしたい気持ちはありました。今回のアルバムをプロデュースしてくれたBlock Bのジコ先輩がこの様に可愛いコンセプトを勧めてくれたのでやることになりましたが、私たちの願いをジコ先輩が叶えてくれたことになります。色んなカラーをお見せできるので、良い機会だと思います」(ZIN)

D-Unitの今回のフルアルバムは、Block Bのジコがプロデューサーとして参加した。ジコがBlock B以外のグループをプロデュースするのは、今回が初めてだ。末っ子JNEYの合流も、ジコの判断だった。

「ジコは、ものすごく気難しいんです。普段は4次元(人並み外れて風変わり)の魅力があるんですが、作業に取り掛かるとそれにハマってしまって、全然いたずらをしなくなるんです。だから作業のスピードも早いです。ジコというアーティストを間接的に経験することになると、彼の真価を十分感じることができたので興味深かったです。ラップも直接やって見せてくれたりしたのですが、情熱的な姿が本当に良かったです」(RAM)

D-Unitはこれまで「I'm Missin' You」「Luv Me」で完全なライブと一緒にパワフルなダンスを披露してきた。両方を完璧にこなし、実力を見せつけた彼女たち。今回のフルアルバムでも、可愛さをまとってはいるものの強烈なパフォーマンスは諦められないD-Unitだかった。

「今回の新曲『顔見て話して』では、ポイントとなる振り付けは簡単になりましたが、エネルギー消費はより多くなりました。以前は踊りながらカリスマいっぱいの表情だけすればよかったのですが、今回は明るくエネルギー溢れる姿を一緒にお見せしなければいけないので、体力の消耗がさらに激しくなったんです。ステージの上で可愛く笑うのも、相当な練習が必要でした。ハハハ。今は少し自然になりました。普段はこんなによく笑うのに、ステージの上ではそれがどうして難しくなるのでしょうか」(UJin)

昨年は韓国だけでなく日本でも知名度を大いに高めたD-Unitは、今年特別な目標を持っている。韓国での知名度をより高めたいという抱負だ。

「昨年、年末の授賞式に一つも参加できなかったので、残念です。でも今回末っ子のJNEYも合流したので、再跳躍の機会にして、私たちのすべてをお見せするつもりです。知名度と楽曲を同時に知らせられるように、拍車をかけます。末永く活動したいです」(ZIN)

「私も一言言います!人が生きていく上で3回のチャンスが訪れると言います。これが私の人生の最初のチャンスだと思います。絶対に手放すことなく、頑張りますから、見守ってください」(JNEY)

記者 : ファン・ミヒョン