「野王」スエの過去を知った東方神起 ユンホ…キャラクターが変化を迎えるのか

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写真=「野王」スクリーンショット
東方神起のユンホがついにスエの過去を知り、キャラクター変身のチャンスを迎えた。

韓国で26日に放送されたSBS「野王」では、ペクハクグループのペク・ドフン(ユンホ)が妻チュ・ダヘ(スエ)の過去に触れ、混乱している場面が描かれた。

家の反対にも関わらず、チュ・ダヘとの結婚に成功したペク・ドフンは、チュ・ダへがアメリカ留学時代に他の男性からお金をもらって勉強をしていたということを知ってからもそれを黙認した。しかし、この日の放送では愛しているダヘがお金のために献身的だった男性を捨て、ドフンを選んだという暴露があった。妻チュ・ダヘへの疑問が生まれ始めた頃、ドフンは姉の恋人である弁護士のチャ・ジェウン(ハ・リュ、クォン・サンウ)がチュ・ダヘの過去を暴露したホン・アンシム(イ・イルファ)といる場面を目撃した。

それだけではない。この日の放送後半には、ドフンの疑問をヒートアップさせるかのようにチュ・ダヘがハ・リュの前で土下座をする場面をドフンが目撃する内容が描かれ、二人の関係がドフンに知られることを予告した。

実際のところ、これまで同ドラマで最も疎外されていたキャラクターを挙げるとしたら迷うことなくペク・ドフンを挙げることができるだろう。第2の男性主人公であるペク・ドフンは、純情派な財閥の御曹司だと設定されてはいたが、劇中盤からは悪女チュ・ダヘの手で左右される意志の弱いキャラクターであるだけで、これといった魅力を発せられずにいた。劇で消極的な役を務め、存在感も披露できないまま劇に溶け込めなかった。

そのため、チュ・ダヘの衝撃的な素顔を知った今後の展開は、はっきりとしていなかったペク・ドフンというキャラクターの変化を迎えられる絶好のチャンスだとも言える。また、大統領となるチュ・ダヘの3度目の男性が登場した現在、彼女の夫であるペク・ドフンの運命がどんな結末を迎えるのかも中盤を越えた同ドラマの重要な観覧ポイントとなる。

ペク・ドフンを軸とした対立の渦巻きが本格的に表れ始めた状況で、これまで疎外されていたペク・ドフンというキャラクターがきちんと存在感を披露し、劇の緊張感を高めることができるのだろうか。今後を見守りたい。

記者 : ハ・スナ