「その冬、風が吹く」チョ・インソン、嗚咽の演技で視聴者を泣かせた

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写真=SBS「その冬、風が吹く」スクリーンショット
俳優チョ・インソンの嗚咽の演技が、視聴者を泣かせた。

韓国で21日に放送されたSBS水木ドラマスペシャル「その冬、風が吹く」(脚本:ノ・ヒギョン、演出:キム・ギュテ)第5話では、殴り合うオ・ス(チョ・インソン)とチョ・ムチョル(キム・テウ)の姿が描かれた。

この日の放送で、オ・スは初恋の相手だったムン・ヒジュの墓に行き、彼女の命日を忘れてしまった自分を責めた。そんな中、偶然登場したチョ・ムチョルがオ・スを刺激し、二人は腹いせをするように殴り合った。

オ・スは自身に怒鳴りつけるチョ・ムチョルに、「その時、僕はあまりにも若く、ヒジュが死ぬとはまったく思わなかった」と涙声で自責した。

このシーンは、常にクールでシニカルな姿を見せてきたオ・スの、辛い過去を確認することができるシーンだった。チョ・インソンは胸が裂けるような苦痛を涙に代え、視聴者を悲しませた。

チョ・インソンは、自身の人生よりも大切だった初恋の女性に対するつらい記憶に悲しむオ・スの、切ない気持ちをリアルに表現し、視聴者からは「すばらしい演技」という絶賛の声まで上がった。

全16話のドラマ「その冬、風が吹く」は、幼い頃に親から捨てられ、初恋にも失敗した後、意味のない人生を生きている男オ・スと、親の離婚と兄との別れ、突然視力を失った、辛く孤独な人生を生きている女オ・ヨン(ソン・ヘギョ)が出会い、孤独だった人生の中で希望と本当の愛の意味を探るストーリである。

人間の真実を見極め、愛の価値を見出すノ・ヒギョン脚本家とスタイリッシュな映像と洗練された演出力のキム・ギュテ監督が再びタッグを組んだ正統派の恋愛ドラマで、チョ・インソン、ソン・ヘギョ、キム・ボム、チョン・ウンジ(Apink)などが出演する。

写真=SBS「その冬、風が吹く」スクリーンショット

記者 : パク・グィイム