容疑が立証されていない芸能人の実名報道、このままで良いのか?

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強姦疑惑で告訴されたパク・シフ、事実かどうかに関係なく致命傷


ドラマで女心をくすぐり“コプンナム(口説きたい男)”の異名を持つ俳優パク・シフが、強姦容疑で告訴された。

ある芸能プロダクションの練習生である22歳のA氏は、14日午後11時頃、江南(カンナム)のある屋台にて知人の紹介でパク・シフに会い、酒を飲んだ。A氏は泥酔状態で眠り、目が覚めると強姦されていた状態だと主張しているという。

これに対してパク・シフ側は、報道資料を通じてA氏の主張に反論した。パク・シフ側は、出会いと関係を認めながらも、「互いに男女として好感を持って、心を交わしたものであり、決して強制的に関係を持ったわけではない」と強制性を否定した。双方が互いに異なる主張をしており、まだ容疑が確定していない状況で実名報道されたパク・シフは、すでに打撃を受けている。

芸能人はイメージで食べて生きる存在といっても過言ではない。パク・シフも例外ではない。これまでパク・シフはドラマで主に御曹司のキャラクターを演じ、魅力的な王子様のイメージで人気を得てきた。しかし、今回の事件で、これまでのイメージに傷がついた。容疑が事実と認められれば、その打撃は自業自得だと言えるが、無罪であった場合、その責任は誰が取ってくれるのだろうか。

無罪と結論が出ても、レッテルは剥がせない。芸能人にとっては、事実かどうかに関係なく、致命傷にならざるを得ない。容疑が立証された後に実名で報道しても遅くはない。メディアの過度なスクープ競争が一人の芸能人の将来を遮っているのではないかと懸念せざるを得ない。

記者 : イ・ジョンミン、イ・ヨングァン、写真 : イ・ジョンミン