「私たち結婚しました」MBLAQ イ・ジュン&オ・ヨンソ、傷だけが残った5ヶ月間の仮想結婚

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写真=TVレポート DB
アイドルグループMBLAQのイ・ジュンと女優オ・ヨンソがMBCバラエティ番組「私たち結婚しました」シーズン4から降板する。昨年9月から5ヶ月間、仮想夫婦として出演してきた二人は、自身や制作陣に取り返しのつかない傷を残し、結婚生活を終えることとなった。

二人の降板は危機に陥っていた「私たち結婚しました」の人気上昇と相まって、人々の心を痛めた。「私たち結婚しました」は人々から関心を集められなかったシーズン3とは違った。ZE:Aグァンヒ&Secretソナカップルが脚光を浴び、他の夫婦たちにもスポットライトが当てられた。“明らかな演技”で片付けられていた「私たち結婚しました」の真実性が蘇り、視聴率も回復を見せた。

「私たち結婚しました」は、本当の夫婦ではないということを知った上で楽しむ番組ではあるが、そのからくりが絶対に表面に表れてはならないバラエティ番組だ。視聴者にとって、仮想夫婦同士が本当に交際しているかは重要ではない。しかし、だからといって二人に他の恋人がいてもいいというわけではない。

出演者と視聴者の間には「実際に結婚している仲ではないが、互いに好感を持っている」という暗黙の了解が存在しているためだ。これは、某番組のアイデンティティとも直結する問題だ。再び全盛期を迎えた「私たち結婚しました」が、たった一回の熱愛騒動で大きな打撃を受けたのは、この特殊な番組のアイデンティティがあるためだ。

今回のことが大きな傷を残した理由は、制作陣と出演者の未熟な対応のためだ。オ・ヨンソの所属事務所は一度イ・ジャンウとの熱愛を認めたが、その後「同僚関係に過ぎない」として熱愛疑惑を否定した。オ・ヨンソとの熱愛疑惑が浮上したイ・ジャンウは、これまで一度も公式コメントを出していない。

視聴者の立場からすると、オ・ヨンソとイ・ジャンウの関係を誤解せざるを得ない状況なのだ。制作陣の対応も未熟だった。イ・ジュンとオ・ヨンソを番組からすぐに降板させることが、番組の真実性を維持させる唯一の方法だったが、最後まで撮影を強行した。イ・ジュンは目に見えるほど苦しんでいた。彼の辛い心境は、結局外に漏れるハプニングを生んだ。

賢明で素早い対応があったのならば、出演陣と制作陣はこのように大きく傷つけられることはなかったのだろう。熱愛疑惑で両側が困惑したのは理解できるが、対応があまりにも未熟だった。

記者 : キム・ジヒョン