「ジャングルの法則」体質で見るビョンマン族の仮想ユニット

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力を合わせれば生きられるが、ばらばらになると死んでしまう。とても簡単な言葉だが、SBS「ジャングルの法則」では生存モットーとなる。いつどう変わるか分からない大自然の前で、何もかもすべてやりこなす“ビョンマン神”はもちろん、他のメンバーたちも生存のため全員が力を合わせなければならないからだ。そして、2011年に放送が始まり、ビョンマン族がこの「ジャングルの法則」を通じてアフリカからアマゾンまで回る間、15人の人物がこの番組に参加した。リッキー・キム、ノ・ウジン、秋山成勲(韓国名:チュ・ソンフン)など、メンバー全員がお互いの不足を埋めながら無事に挑戦を続け、様々なキャラクターの素晴らしい組み合わせは、時間が過ぎれば過ぎるほど、光を放った。そのため、ここでニュージーランドに旅立った第7期の出発を記念して、今まで出演した15人のメンバーの中で、キャラクターが際立った10人を選び、彼らを体質別に分析して仮想ユニットを作ってみた。情や社交性に富むが心と体力が弱かった元祖メンバーZE:Aのグァンヒ、リュ・ダム、パク・ジョンチョルから、意志だけは誰よりも強かったがその結果までは期待できないホダン(しっかりしているように見えるが、抜けている人)イ・テゴンと2AMのジヌンまで、4組のユニットを見てみたらこれまでのキャラクターをまとめられる上、従来のメンバーたちの組み合わせがどれだけ最高だったのかを逆に知ることができるだろう。もちろん、体質の分析に実際の精密検査を行っているわけではないので、判断は読者たちに任せるということを予め伝えておく。

少力人 ― グァンヒ、リュ・ダム、パク・ジョンチョル

体は大きいが心は小さく、心は優しいけれど体が弱く、行動が大胆ではない。周りが手伝っても木の上になかなか登れないパク・ジョンチョルや、マダガスカルの砂漠を横断する途中に脱水症状を経験し、何もせずじっと鼻血を流したリュ・ダムは、気の流れがあまり良くないのはもちろん、自由に歩きにくいタイプだ。さらに、クロコダイル島で混乱して涙を流し、バヌアツ島で意志が折れそうになったグァンヒは、穏やかで優しい心が弱いオーラに変わることを防ぐには彼の精気が弱すぎる。斧を振るう仕事に失敗した後、すぐに母の胸を恋しがったパク・ジョンチョルも回帰本能を抑制することが難しい体質と言える。そのため、このようなオーラが一つに集まったら、お互いのオーラが内部だけに流れ込み、家を作ったり食べ物を運ぶような重大なことをすると、すぐ体力の限界にぶつかる可能性が高まる。また、一度、雰囲気が落ち込んだら、それを再び励ますオーラがない恐れがある。

太王人 ― キム・ビョンマン、秋山成勲、チョン・ヘビン

強いオーラが頭と顔、全身に満ちているので、元気な身体や意志が強く行動も大胆に行うため、まるで王様のようだ。休まず砂漠を走り回ったり木の上に登って椰子の実を簡単に手に入れることができ、素手で鴨を捕まえるチョン・ヘビンと、若者1人ぐらいは容易く持ち上げて川を渡るキム・ビョンマンは、生まれつき体力が強いことを表す。さらに、チョン・ヘビンは素手で海の中からカニを捕まえたり、木の技を利用してスプーンを作ったり、キム・ビョンマンはいかだからカゴ、家などあっという間に作ることができることから、自分が思ったことを成し遂げる能力も十分持っていることが分かる。また、自ら前に出て川を探査したり、ぱちんこを使う時も他の人と競争する秋山成勲のように、主導権や自身への強い信念も目立つ。それぞれのオーラがこんなにも強いので、彼らのオーラが集まったらそのオーラが強くなりすぎるのはもちろん、抑えられる人が誰一人いないのは当然だ。ただ、オーラがなかなか一つにまとまらないので、変な方向に向かってしまう恐れがあるため、注意しなければならない。

小人 ― キム・ビョンマン、リッキー・キム、MBLAQ ミル

牛のように黙々と仕事だけしているようにも見え、時には周りの人々に何を考えているのか分からないという印象を与えたりもする。1年以上、キム・ビョンマンの隣で木を切ったり家を作り、素手でウナギを捕まえたリッキー・キムは、着実で落ち付いているので何でも成し遂げる気質を持っている。アマゾンに到着してすぐに斧を振るう仕事をするのはもちろん、川の流れを逆らって歩き、他人を迎えに行ったり起きたら自分で火を起こして釣りのエサを探すミルもリッキー・キムの気質に似ている。これに、水を探して家を作り、川を渡るいかだを作ってみんなが寝る夜に魚を釣るキム・ビョンマンまで。3人とも一度仕事を始めたら目を離すことなく仕事にだけ集中するので、物欲とは距離が遠く、心の中の本音をたまに話し合うことにも慣れている体質と言える。このように話し方が上手ではないが没頭するオーラが一つに集まったら、何でも解決できて、どこにでもあっという間に適応することができるだろうが、無口である点から心を落ち着かせ活気を帯びることができる明るい気運、陽気、笑いをまったく探すことができない事態が起きるかもしれない。

太意志人 ― イ・テゴン、2AM ジヌン

大陸性の体質を持って生まれたため、骨格が丈夫であり、上半身と筋肉が発達し声が大きなことはもちろん、視線は常に人より一寸先を越える場所にあるため姿勢が真っ直ぐだ。だが、素手でタロの木を引き抜こうとして過度な気を注ぎ、かえって頭痛の症状を感じたり、ばちんこを打ったが鴨を捕まえる代わりに指摘を受けたジヌンと、自信を持って雪で家を作ったが雪の崩壊で家をすぐに失ったイ・テゴンは、仕事を始めることは上手だが、最後までそのオーラを使うことができないケースと言える。1日でも音楽を聞かないと苦しくなるため砂漠でギターを弾くぐらいのジヌンと、雪の家を原理ではなく本能で作ると自信に満ちたイ・テゴンのオーラは顔のアゴに押し寄せているため、彼らの意志は主に口を通じて出てくると言える。そのため、彼らが集まったら活動量は多いが、結果は期待できない。胸の中に常に燃え上がる炎のような意志を持っておりそれを外に出さなければならないので、無条件に仕事を始めるが、予想と現実が合わずパニックに落ちいる恐れが大きい。

記者 : カン・ミョンソク、ハン・ヨウル、編集、デザイン : チャン・ギョンジン、翻訳 : ナ・ウンジョン