国防部、RAIN議論に対策を設ける“芸能兵士の休暇を制限”

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写真=TVレポート DB
韓国国防部が、芸能兵士の過剰な休暇を制限し、一人での公務外出を禁じる内容の「広報支援隊特別管理ガイドライン」を設けた。

国防部の関係者は24日、「広報支援兵(芸能兵士)に特恵を提供するという誤解をなくすため、一般兵士と同じ休暇基準を適用することにした」とし、「対外イベント後の褒賞など、他のメリットもなくすように措置した」と明かした。

この関係者は「広報支援兵にも、彼らが属している国防部勤務支援団の一般兵士と同じレベルの休暇を与えるつもりだ」と付け加えた。

服務中の歌手RAIN(ピ、本名:チョン・ジフン)と女優キム・テヒの熱愛説が浮上する過程で、RAINが服務規律に違反したことや休暇が頻繁にあったことが明らかになり、議論になった。軍当局が芸能兵士の休暇を制限する指針を設けたことには、このような背景があると見られる。

国防部が昨年10月、国会国防委員会所属の民主統合党チン・ソンジュン議員室に提出した資料によると、2009年11月から昨年9月まで除隊した芸能兵士32人の平均休暇日数は75日で、一般兵士の平均休暇日数43日(2009年~2012年の平均)の約1.7倍に至った。

軍当局は芸能兵士が公務を理由に、外泊・外出を無分別に行う慣行にも歯止めをかけた。特別管理ガイドラインによると、芸能兵士が公務で外出する際には、幹部の同行が必須であり、外出した当日の夜10時より前に部隊に復帰するのが原則だ。

また軍が主観するイベントに芸能兵士が参加する場合は、できる限り部隊内の施設あるいは福祉施設で宿泊するようにし、外部の人とプライベートに接触する行為も統制するという。

記者 : ソン・ヒョジョン