アイドルグループSECHSKIES出身の歌手カン・ソンフンとプロデューサー兼歌手のパク・ジニョンが本日(23日)、裁判所から判決を言い渡される。

本日午前、ソウル北部地方裁判所刑事7単独(裁判長：カン・ヨンフン)審理でカン・ソンフンの宣告公判が開かれる。これに先立ち、検察側はカン・ソンフンに懲役4年を求刑し、従来の立場を固守した。

カン・ソンフンは2006年から2010年までファン氏など3人から合計10億ウォン(約8341万円)相当の金銭を借用し、返済しなかった疑いで法的攻防に巻き込まれた。昨年詐欺の疑いで拘束起訴され、5ヶ月間城東(ソンドン)拘置所に収監されていた。

カン・ソンフンは返済の意思を繰り返し主張し、被害者との和解を求めた。しかし、最終公判を控えている現在も和解は成立していないという。

また、本日の午後にはソウル高等裁判所民事合意4部(部長判事：イ・ギテク)の審理でパク・ジニョンと作曲家キム・シンイルの裁判が行われる。作曲家のキム・シンイルは、パク・ジニョンを相手に損害賠償請求の訴訟を進行中だ。

キム・シンイルはパク・ジニョンが作曲した「Someday」が自身が作曲した歌である「私の彼氏に」の盗作であると主張し、訴訟を提起した。「Someday」は歌手IU(アイユー)が歌い、KBSドラマ「ドリームハイ」のOST(劇中歌)に使われ、多くの反響を得た。

昨年7月、キム・シンイルはパク・ジニョンを相手に損害賠償請求訴訟を提起し、1億1000万ウォン(約917万円)の賠償金を要求した。裁判所をこれを一部認め、キム・シンイルが求めた金額の中で2167万ウォン(約180万円)を支給せよと判決した。しかしパク・ジニョンは判決に不服し、控訴した。