カン・ジファンの「問題ない」発言に所属事務所が反論“自分勝手な偽りの主張”

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写真=マイデイリー DB
所属事務所と紛争中の俳優カン・ジファンが最近、SBSドラマ「お金の化身」関連の記者会見で現在の事案に関する自身の立場を明らかにした中、所属事務所SPLUSエンターテインメント側が反対の立場を伝えた。

SPLUSは18日午前、メディアリリースを通じてカン・ジファンの専属契約満了の時期および「お金の化身」出演に関連したカン・ジファンの主張は、「自分勝手な解釈で、偽りの主張だ」と反論した。

カン・ジファンが専属契約満了の時期について「昨年12年31日だ」と話したことについて、所属事務所側は「カン・ジファンの専属契約違反行為および不法行為により、現在は芸能活動停止の仮処分申請および専属契約の効力存在確認などの法的手続きが、確かに行われている」とし、「公正を追求する放送局はもちろん、法を厳格に守らなければならない弁護士側まで、なんの法的な問題もないように専属契約満了を自ら決定し、メディアに対してイシューを作り上げる行為は間違ったこと」と主張した。

また、SPLUSは専属契約満了の時期の後に「お金の化身」出演を推進したというカン・ジファンの主張について、「1月1日にドラマ出演を確定した後、1月4日にタイトル撮影が行われたことについて、はたしてたった3日で撮影を行うことができるのか疑問だ。一般的なドラマ制作の慣行上では絶対に有り得ないことで、カン・ジファンの事前協議および接触が行われた状況と証拠があった云々は、法廷と協会(韓国芸能マネジメント協会)を通じて明らかになるだろう」と話した。

SBS側が主張した、所属事務所からカン・ジファンの「お金の化身」出演意志を伝えていなかった件に関しては、「カン・ジファン側で明らかになったように、当社では昨年9月に制作会社から『お金の化身』の台本1、2部を受け取り、カン・ジファンと慎重に検討した後、3日後に制作会社側に所属事務所と俳優の出演意志を確かに伝えた。その後、カン・ジファンはもちろん、制作会社側と相互のギャランティーまで具体的に論議し、カン・ジファンの出演がうまくいくよう、放送局側との積極的なミーティングの場を設けていたため、カン・ジファン側が主張する『所属事務所がカン・ジファンのドラマ出演の接触を履行しなかった』ということは、偽りの主張だ」と釈明した。

また、SPLUSは「制作会社からの台本の3、4部を待っている過程で、10月にカン・ジファンから一方的に内容証明を受け取った。その後、本社はカン・ジファンと会話をするために様々な努力をしたが、カン・ジファンは本社との連絡を一切絶ったまま、1週間後に2次内容証明で本社を欺き、圧迫する行為を行った」と話した。

マネージャー暴行を主張する論議に関してカン・ジファンが、「良心が痛むことはない」と言ったことに関しては、「カン・ジファンのマネージャーを含む、所属事務所の社員についての暴言および悪口、傍若無人な振る舞いはすでに多数の陳述書と証拠を確保し、韓国芸能マネジメント協会に再提出されて判断される予定であり、特に一部のマネージャー暴行の件についても明白な証拠があり、法的な問題以外にも、産業的な次元でその問題を明らかにする」と反論した。

SPLUSは、「専属契約違反の行為および公人として行った不法行為について、法的訴訟が進行している状態で、まるで専属契約が完了し、なんの問題もないように独自に進むカン・ジファンの策略と、マネジメント産業の慣行および約束を徹底的に無視し、このような問題がある俳優のドラマ出演を許可して黙過する放送局と制作会社の形態に深刻な懸念と遺憾の意を表し、二度とこのようなことで被害を受ける人が生まれないように、法的、産業的にカン・ジファンの間違いを最後まで明らかにする」と、法的対応を続けることを強調した。

カン・ジファンは、SPLUSと昨年12月31日まで専属契約を結んでいた。しかし、SPLUS側は「10ヶ月間のマネジメントの権限を行使しなかった」と主張し、カン・ジファンに対して芸能活動停止の仮処分申請を提出し、3億6000万ウォン(約3060万円)に上る損害賠償および不当利得金の返還請求訴訟をした状態だ。

カン・ジファンは今後の計画について、「私一人の企画会社を設立し、今後は作品にだけ集中できるように準備している」と明かした。

記者 : キム・ギョンミン