「ベルリンファイル」「新しき世界」など…“集団キャスティング”ブームは2013年も続く

OSEN |

昨年の「10人の泥棒たち」のようないわゆる“集団キャスティング”ブームは2013年も続く。

まず、韓国で12月に公開したソル・ギョング、ソン・イェジン、キム・サンギョン主演の映画「ザ・タワー 超高層ビル大火災」が450万人の観客動員数を突破し、興行を続けている。火災を題材にしたパニック映画で、俳優たちはそれぞれ別々のドラマをリードし、大作映画を完成させている。

31日に公開するアクション映画「ベルリンファイル」では、ハン・ソッキュ、ハ・ジョンウ、リュ・スンボム、チョン・ジヒョンが出会った。ここにリュ・スンワン監督である。生きて戻れない都市ベルリンを背景に、それぞれの目的のために互いが標的になった最高秘密要員の生死をかけたミッションを描いたこの映画で、最高の存在感を表す俳優たちがどのような相乗効果を生むか注目される。ハン・ソッキュの映画復帰だけでも1つの観覧ポイントとなる。

21日に公開する「新しき世界」では、チェ・ミンシク、イ・ジョンジェ、ファン・ジョンミンが主演として出演する。「新しき世界」は、韓国最大の犯罪組織ゴールドムーンに潜入した刑事、そして彼らを取り巻く警察と組織という3人の男の間の陰謀、義理、裏切りを描いた映画だ。タフな男の中の男たちの遭遇だ。公開されたスチール写真の予告編を見ただけでも膝がガクガクするオーラがあるという反応だ。

2月21日に公開される映画「怒りの倫理学」もある。独特な雰囲気を漂わせるこの作品には、イ・ジェフン、チョ・ジヌン、キム・テフン、クァク・ドウォン、ムン・ソリが出演する。映画は美人女子大生殺人事件に悪い男、残酷な男、カッコ悪い男、卑怯な男、そしてもっとも悪い女が絡み、赤裸々に表れる彼らの本色とストーリーを描いた作品で、個性豊かな実力派俳優の大胆な変身が期待を高めている。

ソン・ガンホを筆頭に、イ・ジョンジェ、キム・ヘス、チョ・ジョンソク、ペク・ユンシク、イ・ジョンソク等は、時代劇「観相師」で共演する。「観相師」は2010年映画振興委員会の韓国映画シナリオコンペティションで大賞を受賞した作品で、1453年癸酉靖難の時代を背景に、顔を見ただけでその人の栄枯盛衰を見越す能力を持つ観相家が朝鮮最大の権力争いに巻き込まれるストーリーを描いた。

記者 : チェ・ナヨン