キム・ジョンファ vs パク・シネ vs パク・セヨン…同じ事務所でも魅力はそれぞれ

OhmyStar |


4HIMのイ・ウニョン代表に3人の女優について問う

イ・ウニョン代表にとって4HIMエンターテインメント(以下4HIM)の所属俳優たちはどのような存在だろうか。キム・ジョンファ、パク・シネ、パク・セヨン。この3人の女優は皆イ・ウニョン代表にとって貴重な存在には間違いないだろうが、各女優が持つ意味はそれぞれだと思われる。

イ・ウニョン代表は一番長く一緒に仕事をしてきたキム・ジョンファには“感謝”を、パク・シネには“魅力”、パク・セヨンには“やり甲斐”をキーワードに3人の女優の価値を説明した。


キム・ジョンファ“超感謝”

イ・ウニョン代表は2002年からキム・ジョンファ(30)と11年間一緒に仕事をしてきた。当時イ・ウニョン代表は本格的にマネージャーとして乗り出した時期で、キム・ジョンファは当時ハイティーンスターとしてもっとも忙しい日々を送っていた。

「当時キム・ジョンファさんを初めて担当した時はSBS『人気歌謡』『ノンストップ』『太陽に向かって』にMBCラジオまで、レギュラーだけで4つに出演していました。CM撮影も多かったですし、忙しすぎて1日1時間もちゃんと眠れないほど働いていたんです。

マネージャーが女性なので泊めてもらうこともあったんですが、感動的だったのが、早朝に本人も洗うのもままならないほど疲れているでしょうに、果物を剥いてくれるんです。とても感動しました。当時は家族よりも二人でずっと一緒に過ごしていたような気がします」

忙しい時期も過ぎ、少し活動がまばらだった時期も過ぎて、キム・ジョンファは最近「こんにちは、アグネス!」を出版したり、国内外のボランティア活動にも積極的に乗り出し、より一層内面的に成熟した時間を過ごしている。

「ジョンファさんは以前sidusHQに一緒にいる時、演劇をしながら、マネージャーなしで一人でバスや地下鉄に乗ったり、先輩から叱られ、人とぶつかったりしていっぱい成長しました。最近はボランティア活動をしながら、非常に成熟して思慮深くなったと思います。いつも『自分を分かち合えることが本当に有難い』と言っているジョンファンさんです。内面が成長しただけに、今や女優として満開になることだけが残っている気がします。いつも私にとって有難い女優です」


パク・シネ“超魅力”

イ・ウニョン代表は2002年パク・シネ(23)がイ・スンファン所属事務所の練習生の時に彼女と初めて出会った。歌手の練習生だったパク・シネは、ダンスも歌も習いながら歌手デビューを熱心に準備していた。その後イ・スンファンのミュージックビデオに出演し、ドラマ「天国の階段」にキャスティングされて、女優として先に世間に顔を知らせ始めた。

「歌も非常にうまいですし、ダンスもうまいです。『美男ですね』『シラノ・エージェンシー』『オレのことスキでしょ。』『となりの美男<イケメン>』まで、本人が出演した作品の挿入曲を全部自分で歌っています。ダンスと歌だけでなくて、運動も本当に好きですし、得意なんです」

イ・ウニョン代表はパク・シネを、何でも“本当にする女優”と説明した。そして「オレのことスキでしょ。」のエピソードを語った。

「『オレのことスキでしょ。』で、カヤグム(韓国の伝統楽器)の神童という設定なので、撮影前にカヤグムを習い始めました。初めて習うので、手に豆ができたんですが、それが潰れても黙々とカヤグムを練習し続けるんです。本当に弾こうとしたんですね。自分の役柄にいつも真心を注ぐ、そんな女優です。監督やスタッフに『もともとカヤグムやってたの?』と言われるほどでした。劇中で涙を流しても、汗を流しても“本当にする女優”なんです」

パク・シネは現在tvNドラマ「となりの美男<イケメン>」の撮影に邁進しており、映画「7番房の奇跡」の公開を控えている。また今年はフィリピンを始め中国、台湾、マレーシアでツアーを予定しているそうだ。


パク・セヨン“超やり甲斐”

パク・セヨン(25)は、2012年1月28日初めて芸能界にデビューし、ドラマ「明日が来れば」「赤道の男」「ラブレイン」「シンイ-信義-」「ゆれながら咲く花」まで5作品に立て続けにキャスティングされ、4HIMの末っ子の底力を見せた。

「2012年年末の授賞式でKBS、SBSを行ったり来たりしました。SBSではニュースター賞、KBSでは新人賞の候補になっただけで本当に感動しました」

イ・ウニョン代表がパク・セヨンに初めて出会ったのは、MTMにいる時だ。その後数年間それぞれ各自の道を歩いていたが、2010年冬4HIMの俳優セッティングについて悩んでいた時、新人俳優の迎え入れと関連して、パク・セヨンが思い浮かんだそうだ。

「会社について悩んでいると、セヨンのことが思い浮かんだんです。いつも手帳にあれこれ記録して保管していますが、セヨンの番号は変わっていて、彼女のお母さんの番号はそのままでした。彼女のお母さんと電話しましたが、セヨンは大学に通っていました。お母さんとセヨン一緒に会って、共に仕事をすることになりました。2011年の1年間は、演技の授業だけ受けさせました。パン屋でのバイトも続けながら、実質的にデビューさせる前にしっかりと基礎の力を備えさせたかったんです」

そのように2011年演技レッスンに全てを捧げたパク・セヨンは、4HIMで2012年の新人女優に成長した。イ・ウニョン代表は“今後限りない可能性を持つ女優”とパク・セヨンを説明した。

記者 : イ・ジョンミン、チョ・ギョンイ 写真 : イ・ジョンミン