【スターコラム】イ・ハイ「ヤン・ヒョンソク代表はお父さんみたい」 ― Vol.3

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最近、イ・ハイはまもなく発表する新曲のレコーディングやダンスの練習で毎日くたくたになるまで練習しているという。そんな中でもNAVERスターコラム読者のためにYGエンターテインメントの練習生時代に経験した自身のストーリーを、丁寧できれいな文字で書き、送ってくれた。血液型はB型、小学校1年の時の夢は女性大統領、そして今は大学に進学するよりは歌手として最善を尽くしたいという16歳イ・ハイのスターコラムが最終回を迎える。過ぎた過去よりはこれから進むべき道のほうが何倍も遠くて長いこのK-POPの新星にこれからも声援をお願いしたい。/編集者

NAVER スターコラム:イ・ハイ

BIGBANGのT.O.P、クリス・ブラウン、ジョニー・デップが好き

私は、すべてを楽しむタイプです。死ぬ気で頑張る性格ではありません。その気になると一日中しがみつくほうですが、意地っ張りで今日はしないと決めたらしません。大人たちからは甘い点が多いと言われていますが(笑) 好きな芸能人は、韓国ではBIGBANGのT.O.Pさんで、外国の歌手ではクリス・ブラウンさん、俳優ではジョニー・デップさんが好きです。3人の共通点は円熟さというんでしょうか。ジョニー・デップさんは、中年のセクシーさがあって本当に好きです。カリスマ性があるけど、若い感じではないのが好きです。

デビューしてから憧れの対象が変わりました。ヤン・ヒョンソク代表が一番カッコいいと思います。他の方とはまったく異なる性格のカリスマ性があります。デップさんのようにカッコ良く、優しい中年の雰囲気がありますが、お父さんタイプです(笑)

デビューした時も今も、代表は振り付けを一つ一つチェックして、これは良いとか悪いとかおっしゃってくださいます。私はあまり得意なものがありませんが、それでもカッコ良く見えるように直してくれて“ありがとうございます”。社長は、歌の練習の場合は、専門のトレーナーの方に任せて、ダンスの練習の時は必ず来て見てくれます。私にとって本当に支えになります。レコーディング室にもよく来てくれます。私の歌の中での感情や気持ちを正確に指摘してくれますが、本当に丁寧です。他の先輩たちは練習生時代に代表がとても厳しくて怖かったといいますが、私にとってはお父さんみたいな感じです。叱られることもありますが、それが叱っているのかどうか分かりません。


初のミュージックビデオと番組収録、もっと頑張れば良かった

「1.2.3.4」のミュージックビデオは、3日間本当に苦労して撮影しました。ほとんど眠れなかったうえ、生まれて初めてハイヒールを履いて撮影したので、涙が出るくらい大変でした。メイクが濃いので落としたかったですし。濃いメイクをしていることに慣れませんでした。私はあるがままの私の姿をお見せしたいのに、これは少しどうかと思いました。

先輩たちはこれだけ苦労して、いざ完成したミュージックビデオを見たら、もっと頑張れば良かったと後悔するそうですが、私は疲れすぎてもうほどほどにしたいと思っていました。けれど、やっぱり最初ミュージックビデオを見たら、もう少しだけ頑張れば良かったと残念に思いました。最初だったから足りないところも魅力と思っていただければと思います。

初めての番組出演を控えては死にものぐるいで練習しました。代表が厳しく話しました。番組でアマチュアのように見えてはいけないと。気楽さと自由さ、そんな中で上手な姿を同時に見せなければならないと、番組とミュージックビデオは異なると私を叱りました。

運動に行って、午後4時から朝の3~4時まで練習をしました。振り付けが途中で変わったのでさらに苦労しました。表情と歌、ダンスを同時にするのが容易ではなかったですね。その時、先輩の歌手たちは本当にすごいんだとはっきり分かりました^^;;



突発性難聴? 歌ができなくなったらどうしようと心配

ミュージックビデオの撮影から初めての番組放送までの2週間は、家ではなく事務所の近所の宿舎に泊まりました。朝まで練習して午前11時まで寝ました。起きたら、ジムに行って運動をし、戻ってきて練習をする生活の繰り返しです。

宿舎は住んでいた家よりいいところでした。母親がこんなに広い家に一人で住んでもいいのと驚くくらいでした。練習室も最高です。ぱっと目に入るコンピューターや音響設備、ピアノ、ピカピカな床に無線マイクまで、無いものがありません。疲れて大変な時でも練習したいと思うほどいい環境です。宿舎は異なりましたが、他の練習生たちと訓練プログラムは一緒でした。

体は疲れるのに食べたいものも好きなだけ食べられなくてまた涙が出ました。テレビで綺麗に映るように我慢して運動していましたが、余りにもしんどくて。一度は急に耳が聞こえなくなった時がありました。病院に行ったら、突発性難聴だと言われました。ご飯も食べずに運動して、ダンスや歌の練習をしたら病気になったのです。

このまま歌えなくなったらどうしようと心配もしました。幸い、すぐ病院に行って治療をしたらすぐ良くなりました。でもあの時は深刻でした。ダンスをしているのに、片方の耳が飛行機に乗った時のように聞こえなくてびっくりしました。

トレーニングは、有酸素運動と筋力運動の両方をやります。当然その前まではやったことも、やろうと思ったこともありませんでした。ウェイトトレーニングは体重の減量が目標です。ダイエットをしながら筋力トレーニングも平行しないと、リバウンドが起こると言われるので、3つ全部をやっています。小学校の体育の時間に友だちとバスケットボールをやって以来初めての運動です。体重は公開できませんが、以前より6kgほど痩せました(笑)


いつかお肉を思う存分食べたい

私は午前10時に朝ごはんを食べて、3時間後にお昼、また3時間後におやつのような夕ごはんを食べれば、それで一日の食事が終わります。トレーナーの先生と栄養士のおばさんが相談して立てた献立が1週間単位で決まっています。塩で味つけをしない鶏むね肉を食べてこそ筋肉がつき、筋肉がついてこそリバウンドしないそうです。レタスも手のひらの半分くらいを食べます。途中でお腹が空くとサツマイモ半分とミニトマト3つ、ブロッコリーを少し食べるので全部です。

体重管理を始めた時に、どうしてこんな生き方をしなければならないのかと疑問もありましたが、番組の放送で映る自分の姿を見て理由が分かりました。運動をすればするほど、基礎体力がつきました。ある瞬間から慣れ、最初は死にそうでしたが、その後これくらいならやれると思いました。

目標の体重になると、お肉や甘い物を食べられるというので、それだけが私の夢で希望です(笑) 元々お肉が好きです。音楽番組Mnet「M COUNTDOWN」で生涯初めての1位を獲得して、お肉屋さんに行き許可を受けて思いっ切り食べましたが、ファンから写真を撮られました。まだ幼くて我慢できない時が多いですが、今は楽しみながらやっています。


お別れ、アデュー

今まで私の取るに足らない話を読んでいただいて本当にありがとうございました。ニューアルバムを一生懸命に作って、いい曲をお届けすることでお応えします。いつかは作曲をしたいという希望を持っています。今も少し作っておいたものがありますが、まだ誰かに聴かせるほどのものではありません。自ら満足できる曲が出れば、NAVERスターコラムの読者の皆さんに真っ先にお知らせします。ハイを応援していただいて、いつも感謝しています。さよなら、また会いましょう^^

文:イ・ハイ

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記者 : Kstyle編集部、編集 : ソン・ナムウォン(OSEN局長)