視聴率40%突破「いとしのソヨン」…国民のドラマとなった秘訣とは?

OSEN |

写真=KBS
KBS 2TVの週末ドラマ「いとしのソヨン」が、6日に視聴率40%を突破し、国民のドラマに位置づけられた。韓国で昨年9月の放送スタートから4ヶ月で夢の視聴率を達成した「いとしのソヨン」が、視聴者から愛される理由はなんだろうか。

「いとしのソヨン」は毎回スピーディーな展開で視聴者を引きつけた。「いとしのソヨン」の視聴者たちは、ドラマが放送される1時間の間、時間がどう過ぎたかも分からないほどの速い展開で退屈さを感じる暇もなかった。

視聴率40%を突破した6日の放送でもこのような速い展開は続いた。カン・ソンジェ(CNBLUE イ・ジョンシン)は出生の秘密を知り家から駆け出し、喧嘩に巻き込まれ警察署行きとなり、自身を育ててくれたチャ・ジソン(キム・ヘオク)に「あなたの実の母と似ている」と冷たく言われた。

またイ・ソヨン(イ・ボヨン)の夫カン・ウジェ(イ・サンユン)に思いを寄せているチョン・ソヌ(チャン・ヒジン)は、イ・ソヨンの正体に気づき、イ・ソヨンとカン・ウジェは紆余曲折を経て和解に漕ぎ付いた。

この全てのことが1回の放送分量だ。更に、このような事件を無理やり組み込んだのではなく、しっかりとしたストーリーで視聴者の集中度を上げる。また数多くの登場人物が誰一人“屏風(出演するだけで存在感の無いキャラクターのこと)”の役割をする人無く、それぞれの話をリードし、視聴者の関心を引く。

また毎回展開される役者たちの熱演がドラマの説得力を高め、視聴者たちを笑わせたり、泣かせたりしている。6日の放送で出生の秘密を知ったカン・ソンジェは、本当の母ユン・ソミ(チョ・ウンスク)に「産むだけで母と言えるのか」と訴えた。

カン・ソンジェ役のイ・ジョンシンは、歌手出身で、演技に初挑戦する新人の役者だが、視聴者を泣かせる演技で話題を集めた。実の母ユン・ソミ役のチョ・ウンスクの切ない演技もまた視聴者を泣かせるに十分だった。それだけでなく、ベテラン役者チェ・ジョンウ(カン・ギボム役)とキム・ヘオクから主人公イ・ボヨン、イ・サンユンまで惜しみない熱演を披露して「いとしのソヨン」の視聴率40%突破を牽引した。

記者 : パク・ジョンソン