元巨人軍投手チョ・ソンミンさんが死去…悲運のスターの悲しい最期

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写真=TVレポート DB
6日午前、女優故チェ・ジンシルさんの元夫チョ・ソンミンさんが、恋人A氏の家にて遺体で発見され、衝撃を与えた。

チョ・ソンミンさんはソウル道谷洞(ドゴクドン)にあるA氏のマンションのシャワーブースにて、ベルトで首を吊って死亡した。享年39歳で、死亡時間はこの日の午前5時26分頃と推定された。

1973年生まれのチョ・ソンミンさんは、生まれ持った野球の実力でアマチュア野球界の期待のホープと呼ばれ、エースとして活躍していた。1996年に日本の読売巨人軍に入団し、投手として最高の日々を過ごした。日本では4シーズン通算11勝10敗11セーブ平均防御率2.84を記録しながら全盛期を謳歌した。

以降、2000年にチェ・ジンシルさんと結婚して1男1女を儲け、幸せな生活を過ごしているように見えたが、3年9ヶ月で離婚し周囲を悲しませた。また、頻繁な負傷で2005年から2007年までハンファ・イーグルスに所属し韓国で活動した後、引退した。

2008年、元妻のチェ・ジンシルさんが自ら命を絶ち、2010年には彼女の弟チェ・ジニョンさんも自殺するなど、相次ぐ悲劇を乗り越えたチョ・ソンミンさんは、野球解説者と事業家に転身した。2011年から斗山(トゥサン)ベアーズの2軍を担当するリハビリコーチとして第2の全盛期を迎えたように見えたが、昨年10月に球団が再契約を結ばなかったことで再び試練を味わった。

チョ・ソンミンさんは自身の周りで続く不幸に苦しんだ末、結局自ら命を絶つ悲劇を選んだ。

記者 : チョ・ジヨン