「ゆれながら咲く花」イ・ジョンソク、守ってあげたい温かい反抗児役が“好評”

OSEN |

写真=学校文化産業専門会社
俳優イ・ジョンソクがKBS 2TVの月火ドラマ「ゆれながら咲く花」で、守ってあげたい反抗児のコ・ナムスン役を演じ、好評を得ている。イ・ジョンソクは回を重ねるごとにコ・ナムスンのキャラクターの魅力を目立たせ、視聴者を魅了しているためだ。

イ・ジョンソクが「ゆれながら咲く花」で演じるコ・ナムスンは、回りに興味がなさそうに見えるが、さりげない温かい心遣いで思わぬ感動を与えたり、11日の放送では暴力サークルのリーダーだったりといった衝撃的な過去が暴かれるなど、知れば知るほど驚く意外な姿で、彼が抱いている話に対する好奇心を刺激している。

よろずやのバイト中にも、酔っ払った父を迎えに交番に出入りするコ・ナムスンは、教室では寝不足を補うばかりの忙しい日々を過ごしているが、大人たちの棘のある言葉に傷つかないよう、友達の耳を塞ぐ温かな手と、理不尽な学校の方針に異議を申し立てる口を持っている、望ましい反抗児役だという評価だ。

コ・ナムスンは今までのドラマで描かれた典型的な反抗児役とは違い、愛情の欠乏により伝えられない心に対する哀れみを呼び起こすのはもちろん、同時代を生きていく平凡な学生の心情を代弁するかのような繊細な台詞で共感を得ており、視聴者から好評を受けている。

ここにイ・ジョンソクの心のこもった感情表現は、キャラクターの色をはっきりさせることに繋がり、コ・ナムスンの閉じた唇と悲しげな眼差しに隠された彼のエピソードへの関心が高まっている。

ネットユーザーは「コ・ナムスンという名前のせいか、さらに親しみを感じる」「コ・ナムスンの母になった気分で視聴している」「イ・ジョンソクの演技力の成長が目立つ」「たまに心を揺さぶるコ・ナムスンこそが本物の玉ねぎ男」などとの反応を見せている。

第4話の放送では、パク・フンス(キム・ウビン)とオ・ジョンホ(クァク・ジョンウク)との喧嘩に巻き込まれたコ・ナムスンが、憤りを抑えられず、夢中になってジョンホを殴っていたが、警察のサイレンの音に驚いた状態でエンディングを迎えており、今後彼らの話がどのように展開されるかが期待される。

記者 : チョ・シニョン