歌謡界にオフシーズンはない…年末のカムバックラッシュはなぜ?

OSEN |

カムバックは年末を避けるべきという歌謡界の法則が消えつつある。

歌謡授賞式及び多数の特集番組があるので、年末シーズンは避けてカムバックするのが今までの慣例だが、最近は慣例を破り12月にも複数のカムバックが行われている。これは音楽市場がこれ以上音楽番組に頼らないことを物語っていると言えよう。

東方神起、BEAST ヤン・ヨソプなど、人気歌手が既にカムバック舞台を果たしており、これに続き4日にSecretが「TALK THAT」をリリースし年末カムバックのスタートを切った。この日にはWAXも10thアルバム「Now & Forever」を公開し、2年ぶりにカムバックした。また神話(SHINHWA)のシン・ヘソンも冬のスペシャルアルバム「WINTER POETRY」をリリースし、モダンロックジャンルの新曲「君ならいいのに」を発表した。

6日には新人ガールズグループTHE SEEYAが、イダンヨプチャギ(二段横蹴り)の新曲「毒薬」をリリースし、今年上半期にデビューし注目を浴びたガールズグループHELLOVENUSは12日、2枚目のミニアルバムのタイトル曲「今日何してる」を公開しカムバックする。

これに先立ち7日にはZE:Aが甘い恋の歌を発表する。ZE:Aはデビュー後初めて甘いバラードジャンルに挑戦し、デジタルシングル「Beautiful Lady」をリリースする予定だ。

12日にはジョンヨプもカムバックする。ジョンヨプは1年ぶりに発表する新曲「私たちはいない」を公開する予定で、このため最近英国から戻り様々なプロモーションを準備してきた。

21日にはウン・ジウォンが2年ぶりにソロ歌手としてカムバックする。2010年「You`re My V.I.P」以降、3人組のCLOVERとして活動してきた彼は、今回久しぶりに一人で舞台に立つ予定だ。

12月には普通、冬の雰囲気を活かしたイベント性のある音楽が多かったが、今年は公式カムバックが多い。これは2年前IUが「Good Day」で、昨年Trouble Makerが「Trouble Maker」でそれぞれ大きな人気を集め、12月にもヒット曲の誕生が可能だという前例を残したほか、音楽市場は放送とは別途の音源配信チャートを中心に再編され、歌手たちが年末の放送を気にしなくなったことも影響を及ぼしたと思われる。

記者 : イ・ヘリン