パク・ヒョシンの前所属事務所、自己破産申請に関わる公式立場を発表

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写真=マイデイリー DB
最近、歌手パク・ヒョシンが裁判所に自己破産の手続きを申請した。そんな中、前所属事務所であるインターステージ側が、パク・ヒョシンの自己破産申請と係わった立場を明らかにした。

インタステージ側は28日、「最近報道されている歌手パク・ヒョシンの自己破産手続きの申請に対して、大きな懸念と共に正確な立場を明らかにしたい」と次のように主張した。

パク・ヒョシンは住所不定の身分、当社が圧力をかける方法もなかった

インターステージ側は、「最近の報道を見ると、パク・ヒョシンが自己破産手続きの申請をした理由が、まるで当社の賠償金要求が歌手生活に脅威を与えているかのように表現されている。だが、パク・ヒョシンは9月の軍除隊後、現在までに居住地が不明な住民登録地抹消者であり、本社との調整や公文書を一切受け取っていない状態だ」とし、現在自身の居住地を隠している意図を疑った。

続いて、「当社は、債務金額や返済条件などを調整するため、数回にわたって本人と所属事務所に話し合いを求めたが、これを拒否して裁判所に自己破産手続きの申請をした。これは正当な法的手続きによって賠賞金判決受けた当社と、判決を下した法廷を愚弄する行為だ」と主張した。

数億ウォン台のギャラを受けるパク・ヒョシン、訴訟中も活発な活動していたのにお金がない?

また、パク・ヒョシンが収益がなく自己破産手続きの申請をしたことに対しても、疑問を呈した。インターステージ側は、「パク・ヒョシンは軍入隊の前、当社との専属契約違反訴訟を進行した4年5ヶ月の間、活発に活動を繰り広げてきた。第1審から最高最高裁判所の確定判決が出るまでの収益と、当社から不当利益を取った15億余ウォン(約1億1300万円)まで合わせて莫大な収益を上げたにも関わらず、“財産がない”と自己破産申請をしたのは、返済額と返済期間を自分に有利な方向へ誘導しようとする意図がある」と明かした。

パク・ヒョシンは“一般回生手続き”を申請…“個人回生申請”ではない

続いてインターステージ側は、パク・ヒョシンの自己破産手続き申請は“個人回生”ではなく、“一般回生手続き”だと主張した。インターステージ側は、「パク・ヒョシンは、個人債務者が経済的困難のために破綻に直面した個人債務者の債務を裁判所が強制的に再調整して破産を救済する“個人回生”ではなく、負債総額5億ウォン(約3500万円)を超える高所得の人々が主に申請する“一般回生手続き”だ」と強調した。

また、返済期間が5年である個人回生手続きに比べて、一般回生手続きは返済期間が10年であると明かし、「当社の返済調整に対する協議は全く応じないながらも、自己破産手続きの申請をして、まるで自分の財産がなくて個人回生申請をしたかのように構える意図が疑わしい」と伝えた。

最後にインターステージ側は、「パク・ヒョシンの一部のファンは、まるで彼が善良な被害者であるかのようなコメントを流布したり、不確かな事実をネット上に流したりしているが、それは事実と全く異なる内容で、むしろ被害者である当社が、第2、第3の被害に遭っている」と主張した。

パク・ヒョシンは、前所属事務所であるインターステージと2006年7月から2009年12月まで専属契約を締結した。だが、契約期間内に専属契約の破棄したという理由で、インターステージ側が訴訟を提起した。最高裁判所はパク・ヒョシンに対し、「前所属事務所に15億ウォン(約1億1300万円)を賠償せよ」との判決を下した。これに対しパク・ヒョシンは控訴したが、全て棄却された。

パク・ヒョシンの現所属事務所であるJELLYFISHエンターテインメント側は26日、「2日、パク・ヒョシンが裁判所に個人回生手続きを申請し、20日に出席して面談を行なった。誠実に債務を履行する過程だと考えてくださると嬉しい」と語った。

記者 : チェ・ジエ