ヨ・ジング&ユ・スンホ、まだ子役に見えますか?…姉さんたちの心臓が震える

OSEN |

97年生まれのヨ・ジング、93年生まれのユ・スンホ。まだ彼らが子役に見えますか?

子役出身俳優に対する偏見は捨てる時が来た。これまで子役俳優は純粋でかわいいイメージだったが、最近ヨ・ジングとユ・スンホは子役俳優の新しい姿を見せている。

最近“子役の破格”を一番よく見せている俳優は、ヨ・ジングだ。MBC時代劇「太陽を抱く月」で本格的に顔と名前を知らせたヨ・ジングは、現在放送されているMBC水木ドラマ「会いたい」でもう一度注目される俳優になった。彼の切なくてロマンチックな演技は、子役なのに女心を揺るがしている。

嗚咽する演技、甘い恋愛の演技、細かい感情表現などが目立ち、演技力にもまったく問題がないことを証明したヨ・ジングは、子役俳優らしくない子役俳優という反応を得ている。

ヨ・ジングは、現在映画「ファイ」主演の有力な候補だ。今年に「ウンギョ」があったとすれば、来年には「ファイ」という言葉が出るほど、「ファイ」で主演を演じる俳優はシナリオ上その存在感が大きい。チャン・ジュンファン監督がメガホンを取る「ファイ」は、ある少年が自身を育てた父親たちを相手に復讐するという内容で、ファイは俳優のキム・ユンソクと感情的な戦いを繰り広げなければならない。

普通子役俳優が映画にキャスティングされることは難しいが、ヨ・ジングはアイドルや若手スターの隙をかきわけて入ってきている。何よりも「子役らしくない子役という感じが強い」という評価が多い。深い目つきと中低音の声は、人気のある成人俳優に劣らない。「子役なのに、おかしいことに心臓が震える」という女性の視聴者の反応もよく見られる。

代表的な子役出身の俳優、ユ・スンホは子役出身というイメージから抜け出すことが一番難しい立場だったにもかかわらず、その高い可能性で見る人を驚かせる。ここ数年間“ユ・スンホの成人役演技”が常に話題になってきたが、今回の「会いたい」こそ彼が本格的に成人俳優としての演技を見せるドラマとなっている。子役のイメージから抜け出すため、自ら作品選考に努力してきたことが功を奏した。

ユ・スンホの勝負どころは悪役。「会いたい」で映画「おばあちゃんの家」の時のいたずらっ子のユ・スンホを思い浮かべることは難しい。卑劣なように見えて、母性本能をくすぐる眼差しと相手を制圧するカリスマ性は、他の年上の俳優を制圧する。さらに、ユ・スンホは飽きのこないフレッシュなイメージを持っており、コンピュータグラフィックやフォトショップで効果を与えなくても完璧な容貌だという意味で“CG男”と呼ばれるほど、ビジュアルも完璧だ。

まだ視聴者の反応の中には「それでもユン・ウネと恋愛するにはまだ若すぎる」という反応もあるが、少なくともその悲しげな目つきに代わる俳優を探すことは簡単ではないと思われる。これからの毒蛇のような悪役や、本格的な恋愛ドラマの主人公としての彼を想像してみることも楽しい。

記者 : チェ・ナヨン