ドラマ、映画のロケは済州島で…今年は35作品撮影

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牛島(韓国観光公社提供)
済州島(チェジュド)がドラマや映画、ミュージックビデオのロケ地として注目を浴びている。

済州特別自治道が18日までにまとめた集計によると、今年に入って済州でロケを行った映画は「建築学概論」「道の上で」「私のオオカミ少年」など13作品、ドラマは「神々の晩餐―シアワセのレシピ―」「ラブ・アゲイン症候群」など7作品で、地上波放送のドキュメンタリー、ミュージックビデオなどを含めると33作品に上る。

昨年は「奇跡のジョッキー」「ペースメーカー」など映画15作品、「不屈の嫁」「神々の晩餐」などドラマ5作品のロケが行われ、2010年から今年10月まで済州で撮影された映像物は90作品を超える。

ロケは済州全域で行われたが、人気が高かったのは牛島(ウド)、ソプジコジ、城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)、中文観光団地、海岸道路などだ。牛島は女優チョン・ドヨンが済州の海女の役を演じた映画「初恋のアルバム~人魚姫のいた島」の舞台となって以来、人気ロケ地として急浮上した。島には洞窟や砂浜、灯台などが調和を成し、風景が美しいだけでなく、済州の海女の文化が保存されている。

ソプジコジは2003年のSBSドラマ「オールイン」の舞台となってから観光地としても人気を集めている。海岸の絶壁や奇岩、灯台、芝生などの絶妙な風景と日の出、日の入りが美しい。

同道は映画やドラマの制作を通じた済州の広報に向け、過去3年間、制作会社に20億ウォン(約1億5000万円)余りの制作費を支援した。

記者 : 聯合ニュース