カン・ソンフン「詐欺の疑いでマスコミに報じられた事実、歪曲が多い」と悔しさを吐露

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詐欺の疑いで裁判が行われているSECHSKIES出身の歌手、カン・ソンフンがマスコミに報じられた内容が事実と異なる部分が多いと悔しさを吐露した。

カン・ソンフンは15日午後、ソウル江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)の某所で開かれた記者会見で「まず、芸能人として社会的に物議をかもしたことを、心よりお詫びする」と深く頭を下げた。

9月4日まで城東(ソンドン)拘置所に5ヶ月間収監されていたカン・ソンフンは「僕が拘束されていた間、某ケーブルテレビの番組で事実と異なる内容が放送された。僕を告訴したファン氏は、実は債権者ではなく、債務者だ」とし、ファン氏が直筆でお金を借りたという内容の覚え書きを公開した。

さらに「僕の方から脅迫したと主張していたが、むしろ僕が脅迫を受けた」とし、ファン氏が悪口を言いながら、カン・ソンフンが脅迫を受けた内容の取録も現場で再生した。

他の人の車でお金を借りていたという報道についてもカン・ソンフンは「その車、全部僕の車だ」とし、自身の名義で登録された車両登録証を見せ付けた。

SECHSKIESのメンバーと家族について言及する度、涙を見せていたカン・ソンフンは「話にならない歪曲報道で傷を負うことになった。これ以上の話では済まされない」とし「根拠のある資料と訴訟で法的な対応をする。名誉損害および恐喝詐欺脅迫を理由に全面対応する。まだ言いたいことが多いが、12月12日の公判以降、話す」と明かした。

カン・ソンフンは「1990年代の芸能人から成熟した姿を見せたいと思い、色々なことを準備していた過程でこのようなことがおこってしまい、申し訳ない。これからは逃げずに、そのとき、そのときの真実を明かす」とし、「これまでは真実は次第に明かされると思った。しかし、あまりにも歪曲された記事のため、僕がハレンチな人間として見えていた。僕自身と家族、皆さんを傷つけていると思ったので、真実を明かしたい」と話を終えた。

この日、カン・ソンフンは所属事務所の関係者と同行し、自身の潔白を主張する証拠資料を自ら公開し、悔しさを訴えた。

カン・ソンフンは2006年から2010年までファン氏など3人から合計10億ウォン相当の金銭を騙し取った疑いで拘束、起訴された。城東拘置所に収監されていたカン・ソンフンは5ヶ月ぶりである9月4日に保釈された。

カン・ソンフンの次の公判は12月12日、ソウル北部地方裁判所で行われる。

記者 : キム・イェナ、写真 : ムン・スジ