「私のオオカミ少年」10代女性から圧倒的な支持“「トワイライト」シンドローム”

OSEN |

ソン・ジュンギ、パク・ボヨン主演の映画「私のオオカミ少年」(チョ・ソンヒ監督)が世界的に旋風を巻き起こしたハリウッドのファンタジー映画「トワイライト」と似たような様相を呈している。

「私のオオカミ少年」は、10月31日に公開されて以来11月6日まで引き続き興行1位を占めており、公開7日で150万人の観客動員に成功した。7日までの累計観客数は、163万6360人(映画振興委員会の集計)に達した。

「私のオオカミ少年」は世の中に存在してはならないオオカミ少年と世界から心を閉ざしてしまった少女の美しい恋物語を描いた映画で、公開する前からソン・ジュンギ、パク・ボヨンの熱演と感覚的な映像、感性的なファンタジーの内容が話題を集めた。

このような「私のオオカミ少年」のネットユーザー評価(NAVER基準)を見てみると、女性客が全体の76%を占めて9.48点を与えた一方、男性客は24%で7.79点を与えた結果となった。

また、10代がもっとも高い42%を占めて、評点9.53点を与え、20代は34%で8.69点、30代は10%で8.29点、40代は13%で9.1点となった。

これは「トワイライト」にも一脈通じる部分だ。10代のためのヴァンパイア・ハーレクイン・ロマンスファンタジーと評価された「トワイライト」は、第1弾の「トワイライト~初恋~」が世界興行収益3億9261万ドル(約315億円)、第2弾の「ニュームーン/トワイライト・サーガ」が7億982万ドル(約570億円)、第3弾の「エクリプス/トワイライト・サーガ」は6億9849万ドル(約561億円)を稼いだ。「トワイライト」の原作がアメリカの10代の間から爆発的な人気を集め、映画の興行を牽引したのは有名な話で、シリーズ興行の中心には“トワラー”と呼ばれるマニアのパワーがあったものと分析された。

「私のオオカミ少年」も韓国の若い女性のテイストに合う作品であるため、この先興行が続いていくと言える。10~20代の女性観客とロマンティック・ファンタジージャンルの興行の相関性も興味深いところだ。

記者 : チェ・ナヨン