Vol.3 ― イトゥク「永遠にSUPER JUNIORのリーダーでいたい…それが僕の願いです」
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写真=マイデイリー DB
SUPER JUNIORのイトゥクはSUPER JUNIORのメンバーとして3番目に兵役を終えるメンバーになる予定だ。カンインが現役で兵役の義務を終え、ヒチョルが公益勤務要員として代替服務中である。これからはイトゥクが、その後を引き継ぐことになる。ところが、二人のメンバーの入隊と異なる点は、グループ内のイトゥクの立場である。彼はまさに、SUPER JUNIORのメンバーの間で、7年間中心を守ってきたリーダーだからだ。
「デビューしてから今までの7年間、力不足なリーダーだった僕についてきてくれたメンバーたちに感謝しています。僕の後任ですか?ウニョクが虎視眈々と狙っています(笑) 一部の人からはリーダーの席を譲ってやりなさいと言われますが、僕はそうはしないつもりです」
空白期間に彼に代わるリーダーが必要なのは当然のことである。しかしイトゥクは、後任を決めなかったと話した。その理由を聞いた。
「もしリーダーの席を譲ることになったら、僕が戻ってくるところがなくなるように思えるんです。僕は自分を紹介する際に『SUPER JUNIORのリーダー、イトゥクです』と言いたいです。これまでもそうだったし、今後もそうしたいと思います。僕に代わる人はいると思いますが、永遠にSUPER JUNIORのリーダーでいたいというのが、僕の願いです」
SUPER JUNIORとして7年間の激動期を経験した彼は、これから人生の第2幕を準備しなければならない。今後の計画を聞いてみた。
「軍隊で生活しながら余裕があれば、外国語を学びたいです。K-POPが人気を得て、韓国の歌手たちが外国語の歌を歌えるようになったじゃないですか。でも、僕は日本とか中国で、その国の言葉を使ってバラエティ番組のMCを務めるほどのレベルになりたいです」
そして彼は芸能人のイトゥクのみならず、人間としてのパク・ジョンスについてもう一度話した。彼の夢は素朴だった。
「軍隊で生活する間にパク・ジョンスという人間を取り戻し、30代からはさらに安定した姿を見せたいです。何をやっても中心がぶれず、揺れ動かない人間になりたいです。20代の時に経験した悩みとか、芸能人イトゥクと人間パク・ジョンスの差からくる違和感を抱きたくありません」
短い時間のインタビューでイトゥクは、7年間のSUPER JUNIORの生活と20代の悩みを打ち明けた。彼の口調は確固たるもので、一寸の迷いもなかった。
とりわけ涙が多かった彼に聞いた。「入隊する日に泣くと思うか?」という質問だった。彼の答えは、彼の入隊前の心境を見事に代弁してくれた。
「以前、BOOM兄さんが軍隊にいた時、イ・ワンさんに会って聞いた話があります。『入隊する時は泣くな。後で見たら恥ずかしいから』という話でした。その時は『なんで泣くんだ?』って話していました。でも、その言葉を守れるかどうかは分かりません。ハハ」
記者 : キム・ギョンミン