【スターコラム】B1A4 現場襲撃、無条件突撃! ― Vol.2

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昨年、初々しい少年のイメージでデビューして1stアルバム「Let's fly」をリリースし、短い休憩を挟んで、間もなくまたアルバムをリリースしたB1A4は、一気に11万人というファンを確保した。デビュー1年目のアイドルグループとしては異例のファンダム(特定のファンの集い)の数であり、他の有名なアイドルグループに引けを取らない人気を博している。1人のB型と4人のA型の血液型を持つメンバーが集まったB1A4。ステージの上では華麗なパフォーマンスと見事な歌唱力で完璧なステージを演出するが、ステージから離れた場所ではただの20代の若者だ。彼らの舞台裏のストーリーを、B1A4の練習生1期のバロが直接聞かせてくれる。/編集者

NAVER スターコラム:B1A4


ここは、B1A4練習室の前

ドア越しに音楽が聞こえてくる。音楽を流す人は、ヘッドフォンをして曲の作業に熱中している。誰かが入って来たことにも気付かず作業に集中している人! それはジニョンさんだった。この場所は、まさにジニョンさんの作業室であり、別名「B1A4 Room」と呼ばれるところである。

ジニョンさんは、ヘッドフォンをしていなくても作業に没頭しているときは、誰かが呼んでも気付かないほどに集中する。このようなジニョンさんの性格なので、僕たちはもどかしい思いをしたことがかなりあった。それが今では、お互いの目だけ見ても分かるようになった。お互いに息を合わせる時間が多くてそうなったようだ。

練習室は音楽をする空間らしく、複数の機器や楽器があちこちに置かれている。まだコンピューターやマイク、スピーカー、キーボードのようなシンプルな装置しかないけど、ジニョンさんにはここが天国で、職場だ。ジニョンさんは、ここで毎日メンバーたちと音楽の話をして、チームについても議論する。音楽をアップしながら、ほとんどの時間を過ごす。

ジニョンさんにとって練習室は、ほとんどの時間を過ごす一番楽で馴染んだ場所だ。部屋の片方の壁には、色とりどりの小物が並んでいる。色々な形の物があって、紙で作られた人形、念入りに作り上げたような数々の小物たち。男には似合わないようないろいろなモノたち。

しかし、僕たちにはファンの皆さんから貰った大切な贈り物である。その贈り物が有難くて、感謝していつも僕たちの側に置いておくのだ。だからどんな言葉も気持ち良く受け入れることができる。(だけどプレゼントは、もう送ってくれなくていいです! ファンの皆様、それぞれの仕事を熱心にしながら遠くからいつも僕たちのことを応援して下さい! それで満足、満足。ふふ)

最近になって僕たちの会話のテーマは、ほとんどが年末に行う単独コンサートのことだ。練習室の床に座った僕たちメンバー。毎回真剣な話が続く。デビュー当初から必ず成し遂げたいことだっただけに、僕をはじめとするメンバー全員がイタズラをせず真剣な姿だった。

しかし、会議が終わるとすぐに、僕たちはすぐに普段の姿に戻る。僕たちは、本当にイタズラ心が本当に多いと思う。それだけ明るい性格を持っているんだといい方向に考えてみる。


僕たちの練習室、宿舎、気になる?

ファンの皆さんは、僕たちのどこが気になるのだろうか? 練習室も気になるだろうけど、それよりもさらに気になるところは、宿舎だろう。宿舎の玄関に入るとすぐに僕を歓迎してくれるのは“オス(?)”の香りとぎっしりといっぱい詰まっているように並べられている僕たちの靴である。玄関が乱れているからといって、宿舎の中もそうだろうとは思わないでほしい。「男だけで住んでいるところだから、間違いなく地獄を彷彿させるだろう」という考えは、きれいに整理された僕たちの宿舎内を見れば、すぐに飛んで行くだろう。

「僕たちがいつもこのようにきれいにしているのだろうか?」正直に言うとほんの数日前に宿舎で撮影があって、その前日に慌てて片付けたからだ。きれいな日より乱れている日が多いのが事実だ。その一例として、ドレスルームをこっそり公開する。

棚のおかげでそれなりきれいに見えるけど、よく見てみるときちんとたたまずに置いておいた服が少し出ている。繊細で几帳面な性格を持っているが、このようなところを見ると、僕たちにも男の血(?)が流れていると思う。その隣にある白い引き出しは、各自が一段ずつ使っている。あえて名前が書かれていなくても、開けた人が誰の物なのか分かるようなモノがきちんと置かれている。果たして水色のクマちゃんのパジャマは誰の物なのだろうか?それは、皆さんの想像にお任せすることにする。

次に紹介するのは、僕たちのメイクルームだ。男たちが使う化粧品も、種類は非常に多い。更に、それぞれの肌のタイプによって好みの化粧品も異なるため、それぞれ違う製品を使用する。5人が一緒に使っているだけに、その種類もかなり多くなっている。

ここにもそれなりの区域が定められている。一見すると、ただシンプルに整然とまとめてあるように見えるけど、僕たちは見えない境界線のようなものを決めてある。共同生活のスペースを効率的に使うために、僕たちがそれなりに工夫した方法である。


マレーシア、その面白かったコンサート!

僕たちは、今回マレーシアに行ってきた。B1A4がこれまで発表した楽曲をまとめた「B1A4 SUPER HITSマレーシアスペシャルエディション」発売のプロモーションのためだった。海外出張のときは、荷造りが一番の悩みだ。メンバー全員が宿舎のあちこちを忙しく回りながら荷造りに余念がない。その姿を見ていると性格によって荷造りの仕方もまちまちだ。

仕事においては徹底して完璧主義であるジニョンさんは、意外と実生活ではのん気そのものだ。荷物といってもただ数枚の下着とヘッドフォン、iPadだけを入れて、余裕を持って横になって音楽を聴いていた。几帳面なシヌゥさんは、数ヶ月暮らすのかと思うほど、パジャマと着替えの服、下着、洗面道具、化粧品、メガネ、コンタクトレンズ、イヤホン、ノートパソコンなど、多くの荷物を几帳面に取りまとめてそれぞれのカバンに入れた。

最近写真を趣味にしているサンドゥルは、一番最初にカメラを入れた。そしてメガネとコンタクトレンズ以外のものは「バロ! お前のものを一緒に使おう!」という一言とともに荷造りを終える。「く……やられた!」

僕は、行って借りたり、入手できるものは、あえて持って行かない。必要なものだけ簡単に用意する方だ。最後に末っ子のゴンチャンは、一体何を入れたのか分からなかった。荷造りをしているところを見れなかったが、いつの間にかパッキングを終えて、他のことをしている。見れば見るほど不思議だ。どれだけ早いんだ、不思議だ。


そして、ついにマレーシア「ONEFM THE ONE」コンサート会場に直行!

最近1日も休む日がなかった僕たち。あまりにも忙しいスケジュールをこなしているせいで飛行機に乗るとすぐに僕たちはすぐに寝てしまった。ところが、シヌゥさんとサンドゥルは、いつの間にか起きて歯を自慢しながら、セルフショットに夢中になっていた。元気いっぱいだ……。

コンサートを控え、控室でシヌゥさんが足が痛いと言った。ゴンチャンは、そんなシヌゥさんのために熱心にマッサージをしてあげた。ところで、なんだかシヌゥさんの表情が気持ち良さそうには見えない。マッサージをしているのか、拷問をしているのか。

ジニョンさんの指揮のもと、コンサートの準備とインタビューを終えた。いよいよ上がったステージでは、現地のファンの熱烈な歓呼と取材陣のフラッシュに囲まれ、僕たちはやりがいを感じた。僕たちは「Beautiful Target」「BABY I'M SORRY」「BABY GOODNIGHT」「O.K」など、4曲を次々と歌い、コンサートのフィナーレを飾った。

僕たちは8tv出演、ONEFMラジオ生放送への出演などと一緒に430人あまりのファンとファンミーティング兼ハイタッチ会を行った。こうしてマレーシア現地のファンたちと様々な形で出会った僕たちは、改めてK-POPの人気を実感することができた。これに加えて、プロモーションイベントも成功裏に終えることができた。

公演後、帰国の飛行機の中で僕は考えた。一生懸命準備してファンクラブ「BANA」をはじめとする韓国のファンにも良い姿をお見せするべきだと。そして今年の年末にある単独コンサートでもより一層完璧な姿を見せたいと思った。このようなことを考えたら「早く韓国に帰りたい」という気持ちになった。

ここまでは僕たちの外見を紹介したので、これからは僕たちが思っていることや、隠しておいた実力を公開したいと思う。次回の第3回をお待ち下さい……(笑)

文:B1A4 バロ

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記者 : Kstyle編集部、編集:ファン·ヨンヒ(イシューデイリー局長)