「会いたい」異例の“子役ポスター”撮影

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写真=MBC
MBC新ドラマ「会いたい」(脚本:ムン・ヒジョン、演出:イ・ジェドン)のポスター撮影の現場写真が11日に公開された。

8日、全羅北道(チョルラプクト)全州(チョンジュ)ではドラマ「会いたい」の主人公たちの子ども時代を演じる俳優ヨ・ジングとキム・ソヒョンのポスター撮影が行われた。

「会いたい」は、15歳の頃の胸をときめかせた初恋の思い出を根こそぎ奪われた痛みを心に抱えたまま生きる男女二人の愛を描いた正統派ラブストーリーだ。今回行われた異例の子役版ポスター撮影は、主人公の子ども時代がドラマで重要な役を担うことを予告している。

今回のポスター撮影では、ガラスの壁と証明を利用して初恋に対するおぼろげな感情を幻想的に表現した。ヨ・ジングとキム・ソヒョンはまだ若いにも関わらずガラスの壁の向こうで見せる寂しげな目つきと手ぶりで切ない感情を表現し、スタッフたちを驚かせた。特に、ヨ・ジングは笑っているようにも見え、顔をしかめているようにも見え、さらに涙ぐんでいるようにも見える表情など、様々な姿をひとつの表情で表現し、「やはりヨ・ジング」という称賛を受けた。

ポスター撮影は、「雨が降る日」をコンセプトに散水車が動員された。キム・ソヒョンは、ジョンウ(ヨ・ジング)と対照的なもの悲しい様子を表現するため、雨の中を裸足で撮影に臨むプロらしい姿を見せた。

この日のハイライトは、二人の俳優が降りしきる雨に打たれるシーンだ。初秋の肌寒い夜に幼い二人の俳優が雨に打たれる姿にスタッフから心配の声も上がったが、撮影が始まるとヨ・ジングとキム・ソヒョンはためらうことなく傘を投げ捨て、雨に打たれ始めた。

ヨ・ジングは、「初めてのポスター撮影なので、ドラマ撮影よりも感情移入が難しかった。でもいい経験だったし、演技をするのに大きく役立ちそうだ」と感想を話した。また、「雨にたくさん打たれて寒かった。でも、綺麗にできあがったら嬉しい」と話し、濡れた体で撮影した写真を最後までモニタリングする情熱的な姿を見せた。

キム・ソヒョンもまた、「ポスターはシーンひとつでドラマの内容をまとめて見せなければならないので、難しくもあり新鮮だった。苦労した分満足していて、雰囲気があるポスターになりそうで期待している」と堂々とした様子を見せた。

ドラマ「アラン使道伝」の後続ドラマとして放送される「会いたい」は、「あなた、笑って」「私の心が聞こえる?」を執筆したムン・ヒジョン脚本家と、「ありがとうございます」「負けてたまるか」のイ・ジェドン監督がタッグを組んだことで話題になっている作品だ。ドラマは10月末に韓国で放送がスタートする予定だ。

記者 : イ・スンロク