第17回釜山国際映画祭 ― JYJのジェジュンがやってきた

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「いつくるんだろう?」「どうして来ないの!」10月5日午後5時50分に予定された映画「コードネーム:ジャッカル」の舞台挨拶が遅れるにつれ、釜山の海雲台BIFFビレッジ屋外ステージをいっぱいに埋め尽くした女子学生の声がますます大きくなった。舞台挨拶の主人公であるJYJのジェジュンと女優ソン・ジヒョを見るために、この学生たちはすでに満席になった観客席の椅子の後からつま先立ちをして、主人公を見ることに余念がなかった。「ちょっと、早く来てよ。もう席がないよ」と友達に電話をするなど、興奮を隠せなかった。思わず記者が取材の時使うはしごに登るほど、ジェジュンとソン・ジヒョを待ち続けたファンたちが疲れ果てる頃に主人公が登場した。

「釜山国際映画祭は初めてです」夕焼け空になりかけていた海雲台を背景に立ったジェジュンは長くして待ってくれたファンたちに感謝の挨拶を伝え、ファンたちはジェジュンの仕草一つ一つ、コメント一つ一つに歓声をあげた。「最高のスターが拉致されて繰り広げるエピソードの映画で、アクションもあって、コメディもあって、楽しく見れる映画です」とジェジュンが簡単に説明した映画の紹介から、自分のことを褒めてくれたソン・ジヒョの言葉に「僕は褒められるのが好きです」と言って微笑んだ笑顔までジェジュンの一挙手一投足は、ファンたちのカメラに収められた。ソン・ジヒョの短い歌とキム・ジェジュンのお返しの歌で舞台挨拶を締めくくろうとしたところ、残念に思うファンたちの声はますます大きくなったが、舞台の後ろの砂浜まで無理して立っていたファンにも挨拶しようとしたジェジュンとそんな彼を見守っていたファンの熱気で10分もしない時間は十分に満たされていた。舞台挨拶が終わった後にもその熱気が簡単に収まらなかったのは、その理由だからだ。

記者 : ハン・ヨウル、写真:イ・ジンヒョク、翻訳:チェ・ユンジョン