ヒップホップグループのEPIK HIGHが復帰する。YGエンターテインメント(以下YG)と契約を結び、新たに活動を再開するEPIK HIGHは、28日にYGの公式ブログを通じて10月9日に新曲「寒い」を先行公開すると発表した。

「寒い」のフィーチャリングには、SBSのオーディション番組「K-POPスター」出身のイ・ハイが参加する。イ・ハイもYG所属であるため、このようなコラボとサポートが可能だった。「K-POPスター」シーズン1でユニークな声と優れた歌唱力で愛されたイ・ハイが、EPIK HIGHと共にどのような音楽を披露するのか、既に音楽界の関心が注がれている。

また、10月19日には、TABLO、MITHRA、DJ TUKUTZからなるEPIK HIGHの3人のメンバーが2009年の6thアルバム【e】以降、3年ぶりにニューアルバムをリリースする。一部の悪質なネットユーザーから執拗に学歴詐称疑惑を話題にされたTABLOは、最近裁判所で相手のネットユーザーに実刑が下された後、心の安定を取り戻し、音楽活動に集中している。

特に、YGは、PSYと同じくTABLOも自身の人生において最も厳しい時期にYGに合流したアーティストであるため、EPIK HIGHのカムバックに大きな意味を与えている。今夏、PSYはアイドル主流の音楽界を「江南(カンナム)スタイル」で一気に制し、YouTube再生数3億回突破、米国iTunesチャート1位、ビルボードHot100チャート2位など、今は全世界に旋風を巻き起こしている。

PSYとTABLOは同じく痛みを経験した厳しい時期の後、YGのヤン・ヒョンソク代表に出会い、より成熟した、充実した姿に生まれ変わった点、優れた才能の持ち主である点から、似通ったミュージシャンである。

ヤン・ヒョンソク代表は、PSYとTABLOに対して「僕がPSYとTABLOにあまりしてあげたことはない。ただ、彼らの優れた資質、情熱、熱情に感嘆し、彼らがきちんと活躍できるようにサポート、アドバイスした程度だ。PSYが今夏の活動で想像を絶する成果を成し遂げたが、EPIK HIGHにも良い結果を期待する」と話した。

イ・ハイも10月に歌手として正式デビューする。「K-POPスター」放送当時、17歳という年齢が信じられないほど、優れた歌唱力と魅力的なボイスで大きな人気を得たイ・ハイは、来月29日、デビューシングル「1．2．3．4」をリリースする。ヤン・ヒョンソク代表が「K-POPスター」ファイナルで「僕の心の中の優勝者」と言うほどに愛情を見せたイ・ハイは、5月からYGで練習生として集中的なトレーニングを受けた。