「江南スタイル」作曲家ユ・ゴニョンのグループ「Untitle」を知っていますか?

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写真=Untitle活動当時の番組スクリーンショット

「江南スタイル」の作曲家が話題、90年代後半の人気グループUntitle出身

PSYの「江南スタイル」作曲家であるユ・ゴニョンが話題となっている。ユ・ゴニョンが所属していたグループUntitleも再びスポットを浴びている。

ユ・ゴニョンが所属していたUntitleは1996年「責任とって」でデビューしたヒップホップダンスデュオであり、90年代後半、1世代アイドルブームの主役であった1チームだ。親友だったユ・ゴニョンとソ・ジョンファンが意気投合して作ったグループでもある。当時、高校生だった二人は優れたラップの実力とパワフルなパフォーマンスで、“第2のDEUX(デュース)”という称賛を受けた。

ユ・ゴニョンは若くして作詞、作曲とプロデュースまでこなし“天才”と呼ばれていた。Untitleのヒット曲「責任とって」「今夜」「翼」「花」などは全て自身が手がけた。ソ・ジョンファンは当時のアイドルグループでなかなか見られることのなかった正統派ラップを披露し、視線を引きつけた。

Untitleは99年4枚目のアルバムを最後に解散した。やりたい音楽の方向が違っていたためだ。ユ・ゴニョンは以前、インタビューで「Untitle解散当時、僕はバンド音楽とエレクトロニカジャンルに関心があり、ソ・ジョンファンはヒップホップをやりたがっていた」と伝えたことがある。

Untitleは解散したが、二人の音楽活動は続いた。

ソ・ジョンファンはイ・ヒョリとUPTOWNの曲でフィーチャリングするなど、着実に活動を続けて行き、UPTOWNとユジン、チャン・ウヒョクなどの曲を作詞、作曲した。今年の3月、ソウル木洞(モクトン)に音楽スタジオもオープンした。

ユ・ゴニョンは4人組バンドAMPを結成し、2006年にアルバムを発売した。しかし、歌手よりは作曲家として活躍している。イム・チャンジョン、イ・スンギ、god、DJ DOCなど多数の歌手のアルバムに参加した。

ユ・ゴニョンは特に、PSYと長く作業しており、2006年からPSYとのコラボレーションを通してヒット作を生み出している。「江南スタイル」をはじめ、「ナイト」「お父さん」「生きていると」「芸能人」「We Are The One」など、PSYのヒット曲のほとんどは彼が手がけた。PSY5枚目のアルバム「PSYFIVE」は「正直に言ってみて」を除き全曲参加するなど、PSYの楽曲のほどんどに携わっている。

記者 : イ・スア