東方神起、新曲「Catch Me」でのアピールポイントは“トレンディー&親しみやすさ”

OSEN |

東方神起が、公開した新曲「Catch Me」でより親しいイメージをアピールする見通しだ。

切れのいい強烈なパフォーマンスや強いイメージを持ち続けた東方神起は、今回の活動でよりトレンディーで親しいイメージをアピールする予定だ。このため、音楽のカラーや活動の方向性にも変化が見られる。

タイトル曲「Catch Me」は、トレンディーなダッチエレクトロニックサウンドにダブステップのメロディーが調和した楽曲だ。既存のパフォーマンス中心の曲より、優しいメロディーに、世界的に流行っているジャンルを取り入れて大衆性を高めた。歌詞においても既存の強い男性の姿から、恋人が戻ることを願っている男性の切ない心を歌う方向に変わった。

曲は少しトレンディーになったが、パフォーマンスの完成度においては差別化をはかった。東方神起はこの曲で、LED特殊装置を使って「ハルクダンス」「龍ダンス」「鏡ダンス」など、不思議な動作を多く披露するが、これは映画「アベンジャーズ」からインスピレーションを受けたものだ。

ストーリーもある。今回のパフォーマンスは、一人の人間の内面に存在する二つの自我を、ユンホとチャンミンがまるで“鏡”に写った姿のように対称的で、一つに繋がり動くような仕草で表現しており、愛する人との別れにより、まるで“ハルク(不格好な大男)”のように変わり果てていく男の感情的な変化をミュージカルのように一つのストーリーに溶け込ませた。

所属事務所のSMエンターテインメントは、「デビュー9年目のアイドルグループならではの差別化されたステージを披露するため、最善を尽くした」と話した。

ステージの他にも、東方神起と大衆間の距離を縮める努力も行う予定だ。様々なバラエティ番組を通じて、親しいイメージを積んでいく戦略だ。

所属事務所の関係者は「これまでもバラエティ番組に出演していたが、今回はもっと多く出演する予定だ」とし、「海外活動によって、韓国では放送活動を長くすることができなかったが、これまで足りなかった時間を埋め、より親しいイメージをアピールする予定だ」と話した。

記者 : イ・ヘリン