KARA、放送ごとに違う衣装…各ステージでのコンセプト公開

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KARAのカムバックはステージ衣装の話題でよりホットになった。待ってましたとばかりに挑発的だという声もあった。とにかく、「ランジェリーのように見える」「挑発的だ」「セクシーだ」という方向へと意見はまとまった。

大胆なステージ衣装の変化により、イメージ変身にも成功した。KARAは可愛らしさから脱し、大人の女性へとアップグレードした。

5枚目のミニアルバム「PANDORA」のステージ衣装のコンセプトは、「モダンセクシー」。様々なデザインのジャンプスーツとジャケット、華やかなアクセサリーで大人っぽさをアピールしている。

KARAのステージ衣装を担当するF.choiのチェ・ヒソン理事は「高い関心に感謝している。できるだけモダンな雰囲気を演出できるアイテムを活用し、洗練された美しさを表現した。元気で明るい少女から成熟した女性に変身するために、ショートパンツのジャンプスーツに華やかなアクセサリーをコーディネートした」と説明した。

衣装チームによると、ジャンプスーツはスパンデックスの生地を、ジャケットは従来の春・秋用の生地を利用した。

KARAの衣装チームは合計6人で構成されている。チェ・ヒソン理事を含め、デザイン、衣装制作3人、現場のスタイリスト3人だ。特に、衣装制作チームは音楽番組の前日は徹夜をして、丹精をこめて作業をする。

その衣装チームに会ってみた。KARAが韓国の4大音楽番組で着用した衣装に関する話を聞かせてくれた。

◆ケーブルテレビMnet「M COUNTDOWN」-セクシーさ


「M COUNTDOWN」でKARAはネイビーのジャンプスーツ、腕の部分にエナメル素材でポイントを入れたジャケットで洗練されたスタイルを演出した。

ビーズの飾り付けなどの手作業がなかったため、1着あたり10~15万ウォン(約1万円)の手ごろな制作費で済んだ。サイズはSサイズ。

ヌードトーンのシューズで脚が長く見える効果を狙った。アクセサリーは大ぶりのネックレスだけをつけ、ニューヨークのシックなスタイルを表現した。

◆KBS 2TV「ミュージックバンク」-大人っぽさ

代表的な秋のカラーであるベージュとライトブラウンをミックスしたジャケットとダークブラウンのジャンプスーツを活用した。スリムなプロポーションを際立たせるためにカラートーンをミックスした。

基本的にジャケットのトーンが明るければインナーは暗く、反対にジャケットのカラーが暗ければ、明るめのインナーを合わせた方がいい。

襟にビーズを手作業で縫い付けたため、1着あたりに30万ウォン(約2万円)がかかった。シューズも同色のものを使い、脚が長く見える効果を狙った。

◆MBC「ショー 音楽中心」―華やかさ

モダンを表現する最も代表的なカラーであるブラックに様々なカラーのビーズを利用し、ステージで色とりどりに輝く美しさをアピールした。

肩のラインから自然にS字型に波打つカラーストーンを利用した。ジャケットの前部分の襟はグラデーションにし、自然に表現した。

レッドとグリーン、シルバーとゴールドのカラーストーンの細かい部分がポイント。このような細かい作業がステージでの輝きを倍増させた。制作費用は1着あたり50万ウォン前後(約3万5000円)。

◆SBS「人気歌謡」-洗練さ

今回の衣装は大胆なアクセサリーと大きなベルトがポイント。青緑のジャケットとジャンプスーツにシルバーのビッグベルトを利用し、ステージで節制された洗練さを表現した。

腰の部分にビッグベルトでポイントを取り入れる場合、スリムに見える効果がある。画面では端麗に見え、エレガントに演出することができる。

チェ・ヒソン理事は「シルバーのアクセサリーと衣装がマッチするように、ジャケットの制作過程で、シルバーのパイピングをライン全体に使い、小物と自然に馴染ませた。特にステージセットおよび照明と衣装カラーが調和し、より際立った」と伝えた。

記者 : キム・ボラ