抜群のビジュアルをアピールする俳優たちが出演しているSBS月火ドラマ「シンイ-信義-」(脚本：ソン・ジナ、演出：キム・ジョンハク、シン・ヨンフィ)がイケメン俳優を一番多く輩出したドラマになると見られる。

最近ホットなスターたちの出演で女心をくすぐっている「シンイ-信義-」。その中でも“愛称”が最も多いのは断然イ・ミンホだ。彼は世の中になんの未練もない“面倒くさがりや”で、寝るのが唯一の特技であり趣味である恭愍王護衛部隊ウダルチの隊長チェ・ヨン役を引き受け、放送前から“花将軍”“花武士”などの愛称を得た。

韓国で4日に放送された第8話では、新しい高麗を作るために恭愍王と意気投合することを決め、真の“花将軍”の活躍に対する期待を高めた。

もう一人のイケメン俳優は御医(王室の医師)チャン・ビン役を演じているイ・フィリップだ。チャン・ビンはうちわ一つで刺客を簡単に撃退する“武功を使える医師”で“花御医”という愛称で呼ばれている。

イ・フィリプは今後、天から来た医師ウンス(キム・ヒソン)に医師の本質と漢方医学を教える師匠の役割をする予定だ。

ほかにも元の内政干渉から高麗を救うために奮闘している恭愍王(コンミンワン)役のリュ・ドクファンも新しいイケメン俳優として浮上した。リュ・ドクファンは王妃である魯国大長公主に対する憐憫とひ弱な気持ちを隠す内面の演技で「花ミンワン(コッミンワン：花のような恭愍王)」という愛称を得た。

先週の放送で恭愍王は多くの臣下の前で元の胡服から高麗の黄龍袍に着替え、元に正面突破を宣言しながら今後の嵐を予告した。

韓国で10日の午後9時55分から放送される「シンイ-信義-」第9話では、ウンスの心を得るためにファタ(華陀：中国漢末の名医)の遺物を見せるなど念を入れるキチョル(ユ・オソン)と、ウンスを連れ戻すために知略を繰り広げるチェ・ヨンと恭愍王の姿が描かれる。