YGヤン・ヒョンソク代表、SMイ・スマン会長をおさえ芸能人株長者1位に

OSEN |

世界的なPSY(サイ)ブームにより、所属事務所であるYGエンターテインメント(以下YG)の株価も上昇している。そんな中、同社の筆頭株主であるヤン・ヒョンソク代表プロデューサーが、初めて芸能人株長者1位となった。KOSDAQ株式市場に上場してわずか1年ぶりに難攻不落とされてきたSMエンターテインメント(以下SM)のイ・スマン会長をわずかな差でおさえ、1位となったのだ。

5日YGは、前日比1800ウォン(2.89%)高の6万4000ウォンで終わり、SMは400ウォン高の5万6600ウォンを記録した。K-POPのブームに乗り、エンターテインメント関連株が上昇している中、SMも堅調に推移しているが、PSYを筆頭にしたYGの好調に追い越された形となった。

この日の終値基準で、YG株の35.79%を保有しているヤン代表が所有するの株式価値は、2284億5100万ウォン(約158億円)に達するものと評価された。ヤン代表の弟ヤン・ミンソク代表取締役も7.26%の株式を保有しており、2人の兄弟が保有するYGの株式評価額は、全部で2757億8800万ウォン(約191億円)に達する。

SMのイ会長も株式評価額は増え続けている。SM株の21.5%相当を保有しているイ会長の株式価値は、2586億ウォン(約179億円)余りを記録し、芸能界株長者2位となった。

YGのヤン代表が芸能界株長者のトップになったのは、2012年の音楽業界で大人気を博しているYG所属歌手の強力なラインナップによるものだ。年初、看板グループBIGBANGの成功を皮切りに、ガールズグループ2NE1が音楽配信チャートを独占することまでは予想されていた手順だった。

今年の夏、PSYが韓国市場はもちろん、韓国の歌手としては初めてYouTubeでミュージックビデオ再生回数が1億回突破と同時に、米ユニバーサルミュージックと契約を締結するなど、ワールドスターとして浮上し、鬼に金棒の状況になった。

さらにBIGBANGのリーダーG-DRAGONが9月に3年ぶりのソロ活動を始め、大きな話題を集めており、後続するラインナップにはTABLOが所属するEPIK HIGH、2NE1のカムバックや、新しいガールズグループのデビュー等、豪華なカードが目白押しであるため、YGヤン代表の株長者1位は当分続くものと見られる。

記者 : ソン・ナムウォン