4Men シン・ヨンジェ「4Menは暗くて悲しいが、24歳のシン・ヨンジェは温かいです」

OhmyStar |

写真=HAPPY FACEエンターテインメント

4Menシン・ヨンジェ、直接プロデューシングした初のソロアルバム「24」を発表

グループ4Menのシン・ヨンジェが長年の望みを叶えた。デビュー4年目に自身の名前が入ったソロアルバムを発表したのだ。24歳の彼が「24」というタイトルで発表した今回のアルバムは、自身が直接プロデューシングも手掛けた。難しい挑戦だったが、情熱があってこそ可能なことだった。

「もともとプロデューサーが夢でした。歌手でありながらプロデューシングもしたかったです。例えばパク・ジニョン先輩のように。(プロデューシングが)したかったし、それで前から少しずつ曲を書きました。会社からもちょうど『もう一人でやってもいい』と言われましたし」

前は歌だけに気を付けばよかったが、プロデューサーになってからアルバムの全体的な流れも把握しなければならなくなった。編曲の方向を決めることも彼の仕事になった。シン・ヨンジェは「残念なところはあるが、勉強になったと思う。足りない部分がたくさん分かった」と伝えた。

ダブルタイトル曲の「歌手になった理由」は切ない感じだが、もう一つのタイトル曲「何度も何度も」は温かい感じの楽曲だ。「声の切なさはどうしようもないが、歌詞や曲の雰囲気は明るくしたかった」ということが彼の説明だ。彼に「4Men」と「ソロのシン・ヨンジェ」の違いについて聞いた。

「4Menのアルバムは暗くて悲しいです。でも、共感できますね。僕が今回のアルバムで伝えたいと思ったことは『何度も何度も』のような温かい感じでした。アルバムのタイトルも『24』ですね。実は、4Menは24歳の感じではありません。年上のメンバーもいるし。だけど、ソロは僕だけのアルバムですね。24歳の恋の話を入れてみようと思いました」

嫉妬よりは信じてくれるという4Menのメンバーは、末っ子の挑戦を応援した。シン・ヨンジェは「お互いの成功を願う。他のメンバーが成功すれば僕にも光が当たると思う」と微笑んだ。

シン・ヨンジェと言えば、KBS 2TV「不朽の名曲2:伝説を歌う」を省けない。彼は、24週間も「不朽の名曲2」に出演し、音楽界で“伝説”と呼ばれる歌を再解釈した。彼に「不朽の名曲2」は本当に勉強になった。自身のステージを準備しながら、音楽界の先輩、後輩のステージを見ながらものすごい刺激を受けた。

「厳しかったですね。長い間順番も1番だったし(笑) 1週間に1曲をこなさなければならないことで正直にプレッシャーもありました。でも、『不朽の名曲2』に出演しなかったら今回のプロデューシングもできなかったと思います。前は曲だけを考えたが、今は音楽とステージの調和をもっと考えることになりました」

6日から再び「不朽の名曲2」に合流したシン・ヨンジェは、9月13日から16日までコンサートも開く。ステージに上がるとき「歌手になってよかったと思う」と言う彼は「前とは違って出来のいいコンサートにしたい。一人でエネルギーを伝えるためには小劇場が打って付けだと思うが、今回コンサートを開催することになって本当に嬉しい」と語った。アルバム活動と「不朽の名曲2」出演、コンサートの準備までも同時にやらなければならないが、彼は幸せだ。

「僕の音楽を聴いてリラックスできればいいですね。気楽に聞ける歌が一番いいと思いますので。気楽に聞いて共感していただければと思います」

記者 : イ・オンヒョク