俳優オム・ギジュンのギャップのある魅力が、ドラマ「ファントム」のファンの視線を独占した。

SBS「ファントム」でオム・ギジュンはセガングループの会長であるチョ・ヒョンミン役を務め、躊躇うことなく人々を殺す冷酷な殺人犯を熱演しながらお茶の間を驚かせてきた。悪の化身とも言えるチョ・ヒョンミンの恐ろしい悪のカリスマ性が、劇の緊張感を高めている。

そんな中、最近「ファントム」のホームページの「映像スケッチ」コーナーに掲載された写真では、冷酷な殺人犯とは対照的なオム・ギジュンの可愛らしい魅力が盛り込まれ、注目が集まっている。

悪魔のようなチョ・ヒョンミンに扮したオム・ギジュンの冷たい表情が圧巻である写真に続き、最後の写真では予想外のポーズを見せた。その写真は、劇中でチョ・ギョンシン会長の車椅子を押すチョ・ジェミンの後を歩いているチョ・ヒョンミンを捉えたものだった。オム・ギジュンがこれまで披露してきた恐ろしい表情は気配もなく消え、キュートな笑顔でVサインを送る可愛いポーズでギャップのある魅力をアピールした。劇中での連続殺人犯のゾッとするような演技とは対照的なその表情に、人々の視線が集まった。

繰り返されるどんでん返しや密度の高い緻密な展開で好評を得ている「ファントム」は、ロンドン五輪の中継の影響で、韓国で1日と2日は放送延期となった。