ユ・ヨンソク、今上半期に4本の映画に出演“忠武路のライジングスター”

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写真=映画「18歳、19歳」「建築学概論」「怖い話」「私のオオカミ少年」
俳優ユ・ヨンソクが今下半期になんと4本の映画に出演し、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)の“ライジングスター”であることを証明した。

ユ・ヨンソクは韓国で3月に公開された映画「18歳、19歳」を皮切りに「建築学概論」「怖い話」、今下半期公開予定の「私のオオカミ少年」までなんと4本の映画に出演し、多彩な魅力と幅の広い演技を披露した。

「18歳、19歳」の主人公、ホヤ役で熱演したユ・ヨンソクは、双子の妹ソヤ(ペク・ジニ)の告白に衝撃を受けるも、ボクシングを通じて成長していく思春期の嵐のような混乱を感性的に表現した。

その後“江南(カンナム)の先輩”というニックネームでユ・ヨンソクの名前を観客の脳裏に刻んだ映画「建築学概論」を通じて大学時代に誰もが一度は出会ったようなお金持ちの先輩を演じ、男性客の嫉妬に火をつけながら最強のシーンスティラー(シーン泥棒、助演でありながらも出演シーンをものにする俳優のこと)として急浮上した。

また、最近韓国で公開された「怖い話」では、これまで見せたことのない、言葉の不自由なクールなサイコパス(反社会性人格障がい者)の連続殺人犯に衝撃的な変身を果たし、観客を驚かせた。

他にも「私のオオカミ少年」を通じて卑劣な悪役への変身を予告し、ソン・ジュンギ、パク・ボヨンとの共演で期待を集めている。

忠武路の関係者は「ユ・ヨンソクはベビーフェイスに癒されるルックス、優しく見えるようで悪人のような、善悪が共存する二つの眼差しを同時に持っている、根っからの役者だ。毎作品で『あの人がユ・ヨンソクだったの?』と思うほど多彩なキャラクターを演じきり、幅の広い演技を披露している。ユ・ヨンソクは忠武路が悩んでいた“20代男性俳優の不足現象”を解決してくれる期待の星として急浮上している」とユ・ヨンソクを高く評価した。

ユ・ヨンソクは「映画の作品数が重なり、街で気付いてくださる方も多くなった。関係者の方々からも良かったと言われているので嬉しい。普段から演技をしながら対照的なキャラクターや二重性、両面性などについて興味を持って演じ続けてきたが、見ている側もキャラクターが幅広く面白いと評価しているようでありがたい。注目を浴びているだけに、さらに新しい姿を見せたいし、まだ見せていない面がたくさんあるので期待してほしい」と抱負を語った。

現在ユ・ヨンソクはSBS週末ドラマ「美味しい人生」にイケメン医者のチェ・ジェヒョク役として熱演中だ。「私のオオカミ少年」は韓国で下半期に公開される予定だ。

記者 : ファン・ソヨン