T-ARA、メンバーのいじめ疑惑を解決できなかった代表キム・グァンス

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T-ARA 写真=マイデイリー DB
“T-ARAのメンバーいじめ疑惑”を巡って所属事務所であるコアコンテンツメディアの関係者と代表キム・グァンスが取った対応に、残念だという声があがっている。

事件の発端となったのはT-ARAの不仲説だった。SNSを通じてネットユーザーにフィルター無しに広まったT-ARAメンバーの不仲説は、すでにT-ARAだけでで問題を解決できるチャンスを逃してしまった。さらに“ファヨンのいじめ疑惑”に関連した証拠画像などがインターネット上に掲載され、ネットユーザーの怒りを買った。

しかし解決できる可能性はあった。28日、T-ARAの所属事務所であるコアコンテンツメディアの代表キム・グァンスは30日に重要な発表をすると予告し、ネットユーザーの間では“重要な発表”とは何なのか様々な推測や疑惑が起こり、キム・グァンスが何を発表するのかに関心が寄せられた。

しかしキム・グァンスは、ファヨンの契約を解除した。これは事実上脱退であった。所属事務所の代表としてメンバーとの不仲を解決できなかったのも残念だが、さらにネットユーザーの怒りを買ってしまったのは曖昧な表現でファヨンの脱退の理由がはっきりしなかったためである。彼はファヨンの契約解除について多くのファンを説得するのに失敗した。

さらに彼は既に知られている“不仲説”や“いじめ疑惑”の真相を解明せず、「T-ARAの不仲説やいじめ疑惑は根拠のない話であることを再三申し上げます」と延べた。彼の対応はまさに“頭隱して尻隱さず”と言えるだろう。

言葉通り、一環性がないうえに、ファンたちをごまかすような発表はファンの怒りを買ってもおかしくない。これに対してファヨンは自信のTwitterに「真実のない事実」と書き込んだ。するとはファヨンのコメントに反撃するように第2次報道発表資料を通じて一方的にファヨンの過ちを暴いた。このような彼の対応に多くのファンは眉をひそめた。

T-ARAに失望してしまったファンたちはT-ARAのファンカフェから脱会して「T-ARAに真実を求めます」という新カフェまで登場した。このカフェは現在25万人の会員数を記録するほど、多くのネットユーザーから注目を集めている。インターネット上ではファヨンへの同情一色である。

またT-ARAのウンジョンが韓国で出演しているMBCバラエティ番組「私たち結婚しました」と初放送を控えているSBS週末ドラマ「蒼のピアニスト」降板を求める声が高まっている。さらに多くのファンは、8月11日に開催予定の初単独コンサート「Jewelry box」のチケットキャンセルや払い戻しを求めている。放送業界からもファヨンへの擁護論が出ている。SBSテレビのリュ・チョルミンプロデューサーは自身のTwitterに「ああ、ファヨン。お兄さんは今後T-ARAに出演依頼はしないよ」というコメントを掲載した。(現在は削除済)

グループ内の不仲は理解できる。よく知られているようにグループ内の不仲説はT-ARAだけの問題ではなかった。性格がまったく違う才能のある人が集まっているのがアイドルグループだからである。初めにグループ内で解決し、その後、所属事務所が不仲の解決に乗り出すべきだった。しかし一環性もなく、不適切な対応を取ったコアコンテンツメディアは結局事態を悪化させてしまった。

記者 : チェ・ジイェ